校友会メールマガジンVol.12<令和6年10月3日発行>
- 令和6年度宇宙工学講座開講式を開催(R6/6/23)
- モロッコのラバト国際大学と大学間学術交流協定を締結(R6/7/8)
- 森 秀樹 第11代岐阜大学長・名誉教授が『ボクの歩む道』を出版(R6/7/11)
- Glyco-core Symposium 2024を開催(R6/7/16)
- シーナカリンウィロート大学学長等が本学を訪問(R6/7/17)
- GU-GLOCALシンポジウム「世界に翼を広げたら」を開催(R6/7/18)
- 教育推進・学生支援機構の清島絵利子准教授が第1回教育グッドプラクティス
機構長特別表彰を受賞(R6/7/24) - 七宗町と連携に関する協定を締結(R6/8/1)
- 岐阜大学医学部附属病院に「県脳卒中・心臓病等総合支援センター」を開設(R6/8/1)
- 大藪副学長が藤井美濃加茂市長と懇談(R6/8/2)
- 2024年度日本語・日本文化研修留学生の修了論文発表会を開催(R6/8/4)
- 岐阜県高等学校長代表者との懇談会を開催(R6/8/6)
- 「健康ハートの日2024 in GIFU」をじゅうろくプラザで開催(R6/8/10)
- 3種類の金属が並んだ常磁性一次元化合物の合成に成功
~長い距離でも、強い磁気的相互作用を示す~(R6/8/11) - 駐日東ティモール特命全権大使が本学を訪問(R6/8/26)
- 令和7年4月に大学院「社会システム経営学院」(修士課程)を新たに設置(R6/8/26)
- 「サマースクール2024 in各務原」成果発表会を開催(R6/8/28,8/29,9/4)
- パリオリンピックで5位入賞した赤松諒一さん(本学教育学研究科修了)が吉田学長を訪問
(R6/8/29) - 令和5事業年度財務諸表を公表(R6/9/4)
- インド工科大学の研究者2名によるセミナーを開催(R6/9/17)
- 「遺伝性がん当事者からの手紙」写真パネル展を開催(R6/9/28~10/18)
2.岐阜大学基金からのお知らせ
令和6年度宇宙工学講座開講式を開催
本学地域協学センターと高等研究院航空宇宙生産技術開発センターは、6月23日(日)に令和6年度宇宙工学講座開講式を岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で開催しました。本講座は宇宙工学に関する基礎知識を習得し、今後の人工衛星・ロケット・航空産業で活躍する人材育成を、学校を超えた仲間で行う事を目的に開催したもので、岐阜県内の高校生及び高専生らが出席しました(受講者数:18校86名)。
モロッコのラバト国際大学と大学間学術交流協定を締結
2024年7月8日(月)、岐阜大学は、モロッコのラバト国際大学(UIR)と大学間学術交流協定を締結しました。
この協定締結は、2023年5月にラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使が本学を訪れた際に、本学とUIRの交流を提案されたことが契機となりました。同年12月には吉田学長らがUIRを訪問し、学術交流の可能性について協議を行い、エネルギー工学分野での共同研究を中心に交流を進めることとなり、今回の協定締結が実現しました。
森 秀樹 第11代岐阜大学長・名誉教授が『ボクの歩む道』を出版
"ストレス社会に「読む薬」"
腫瘍病理学を専門とし、がん発生のメカニズムや予防などの研究に長年取り組んできた筆者が、独自の視点で描く生き物たちのオムニバスファンタジーです。
《文・挿絵》森 秀樹(第11代岐阜大学長・名誉教授)
《収録内容》錦鯉、ホトトギス、カモシカ、雉トラ、イチイの木
Glyco-core Symposium 2024を開催
2024年7月16日(火)、岐阜大学及び名古屋大学糖鎖生命コア研究所は、J-GlycoNet(共同利用・共同研究拠点糖鎖生命科学連携ネットワーク型拠点)、HGA(ヒューマングライコームプロジェクト)及びCIBoG(名古屋大学卓越大学院プログラム)と共催で、Glyco-core Symposium 2024を名古屋大学豊田講堂にて開催しました。 今回のシンポジウムは、大規模学術フロンティア促進事業としてヒューマングライコームプロジェクトが始動してから初めて開催する国際シンポジウムであり、当研究所の取り組みを国内外に発信するとともに、糖鎖と様々な分野の融合研究を促進することを目的として開催しました。
シーナカリンウィロート大学学長等が本学を訪問
2024年7月17日(水)、本学と部局間学術交流協定を締結しているタイのシーナカリンウィロート大学(SWU)のソムチャイ・サンティワタナクンル学長をはじめとする教職員10名と学生16名が本学を訪問しました。本学とSWUは、2015年3月に部局間学術交流協定(協定部局:教育学部)を締結し、特別支援教育や障がい者の農業分野での就労支援等に関する分野を中心に研究者交流を行っています。
GU-GLOCALシンポジウム「世界に翼を広げたら」を開催
2024年7月18日(木)、岐阜大学グローカル推進機構は、大学生・高校生の積極的な国際化プログラムへの参加を促すことを目的として、シンポジウム「世界に翼を広げたら」を開催しました。本シンポジウムは2部のセッションで構成され、各セッションでは世界で活躍するメインスピーカーをお招きしました。進行はポッドキャストプロデューサー 竹村由紀子氏が務め、吉田和弘学長と脳科学者で本学客員教授の茂木健一郎氏との鼎談形式で行われました。
教育推進・学生支援機構の清島絵利子准教授が第1回教育グッドプラクティス
機構長特別表彰を受賞
岐阜大学教育推進・学生支援機構の清島絵利子准教授が第1回教育グッドプラクティス機構長特別表彰を受賞しました。
この制度は、東海国立大学機構に所属する教員の教育に対するモチベーションを高め、授業の質向上を目指すため令和5年度に創設されました。令和6年7月24日(水)には、第1回教育グッドプラクティス機構長特別表彰式が行われ、模範となる特に優れた効果又は成果があったと認められた授業として、岐阜大学より1科目(全学共通教育科目「社会人リテラシー科目 日本語表現Ⅰ(初級)」)、名古屋大学より2科目が表彰されました。
七宗町と連携に関する協定を締結
岐阜大学は、令和6年8月1日(木)に七宗町と連携に関する協定を締結しました。
本学はこれまで、七宗町の総合計画策定に係る審議などにおいて連携を進めてきました。本協定では、本学と七宗町が、多様な分野で包括的に緊密な協力関係を築き、持続的・発展的に一層連携を深めることにより、活力ある地域社会の形成・発展及び未来を担う人材育成に寄与することを目的としています。
岐阜大学医学部附属病院に「県脳卒中・心臓病等総合支援センター」を開設
脳卒中や心臓病は、ある日突然発症することがほとんどです。多くの患者さんやそのご家族にとっては、心の準備が何もできていない状況でいきなり治療が始まる、そして多くの患者さんが後遺症も含めた何らかの症状に悩まされることになります。これまで普通に営んでいた活動に支障が生じることも多く、それに伴う不安を抱えて生活されている方も決して少なくないと思います。
本センターのミッションは、これらの不安を抱える患者さんとそのご家族に対して、その解決の糸口となる適切な情報を提供することにあります。具体的には、病気の再発予防・リハビリテーションや緩和ケアサービス・治療とお仕事両立や就労に関わる支援・小児期の循環器病患者さんへの支援などを行います。
大藪副学長が藤井美濃加茂市長と懇談
令和6年8月2日(金)、大藪副学長が美濃加茂市役所を訪問し、ふるさと納税について意見交換を行うことを目的に藤井市長と懇談を行いました。 美濃加茂市には、本学応用生物科学部附属岐阜フィールド科学研究センターの美濃加茂農場があり、また、本学と美濃加茂市は、平成27年9月に地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的に包括連携協定を締結し、多様な分野で連携活動を進めています。
2024年度日本語・日本文化研修留学生の修了論文発表会を開催
本学日本語・日本文化教育センターは、2024年8月4日(日)、日本語・日本文化研修留学生(以下「日研生」)による修了論文発表会を対面・オンライン併用で開催し、学内外から約40人が参加しました。今年は、タイ、中国、ベトナム、ポーランドから本学に留学している第23期日研生6人が発表を行いました。
岐阜県高等学校長代表者との懇談会を開催
令和6年8月6日(火)、岐阜県高等学校長代表者との懇談会を開催しました。この懇談会は平成18年度から毎年行われており、岐阜県内高等学校と本学の現状と課題について意見交換を行い、相互理解を深めることを目的としています。
今年度は、岐阜県高等学校長協会(以下、「校長協会」という。)の小野会長(県立大垣北高等学校校長)はじめ、18名の校長をお迎えし、本学からは、吉田学長、益子副学長、杉山副学長はじめ、17名の役員・教職員が参加しました。
「健康ハートの日2024 in GIFU」をじゅうろくプラザで開催
2024年8月10日(土)、岐阜県脳卒中・心臓病等総合支援センター主催 「健康ハートの日2024 in GIFU」を、じゅうろくプラザにて開催しました。
101名の方にご参加いただき、「分かりやすかった」「さらに詳しく聞きたかった」など、ご好評いただきました。
3種類の金属が並んだ常磁性一次元化合物の合成に成功
~長い距離でも、強い磁気的相互作用を示す~
岐阜大学工学部 植村一広准教授、自然科学技術研究科 修士課程(令和6年)修了生 安達友教さん、工学研究科 博士後期課程(令和5年)修了生 高森敦志さん、岐阜大学工学部 吉田道之助教は、白金(Pt)とニッケル(Ni)がPt-Ni-Ptと並んだ金属錯体を、ロジウム(Rh)の複核錯体で連結し、-Rh-Rh-Pt-Ni-Pt-と一次元状に伸長化させることに成功しました。
駐日東ティモール特命全権大使が本学を訪問
令和6年8月26日(月)、イリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日東ティモール特命全権大使が本学に在籍する東ティモールからの留学生を激励するために本学を訪問し、また吉田和弘学長、小川武則医学部教授、高橋康宏工学部准教授との意見交換を行いました。
令和7年4月に大学院「社会システム経営学院」(修士課程)を新たに設置
令和7年4月1日(火)に岐阜大学大学院「社会システム経営学院」(修士課程)を新たに設置します。詳しくは、以下の「社会システム経営学院」公式webサイトをご覧ください。
なお、入試は令和6年(2024年)11月30日(土)に実施する予定です。「ローカルビジネスイノベーションで未来を創造する」ことを目指した当大学院での修学にご関心をお持ちの方は、ぜひ入学をご検討ください。
「サマースクール2024 in各務原」成果発表会を開催
岐阜大学が幹事校を務めるCOC+事業推進コンソーシアムは、各務原市商工振興課と連携して、8月28日、29日、9月4日の3日間にわたって「サマースクール2024 in各務原」を実施しました。今回のサマースクールでは、コンソーシアム参加大学の学生20名が大学の枠を超えた3つの混成チームを結成し、「航空宇宙のまち、各務原市のイメージ戦略を考える」というテーマ課題に取り組みました。
パリオリンピックで5位入賞した赤松諒一さん(本学教育学研究科修了)が吉田学長を訪問
パリ2024オリンピック陸上男子走高跳びで、88年ぶりに日本選手の最高成績に並ぶ5位入賞を果たした赤松諒一さん(本学大学院教育学研究科修了、現SEIBU PRINCE所属、本学医学系研究科研究生)と林陵平専任コーチ(本学教育学部保健体育講座 准教授)が吉田学長を訪問し、入賞の報告を行いました。
令和5事業年度財務諸表を公表
東海国立大学機構では、岐阜大学と名古屋大学の財務状態や経営状況を分かりやすく解説し、両大学の運営・活動を財務の観点から広くご理解いただくことを目的として、「財務レポート」を作成しています。
令和6年8月30日(金)、文部科学大臣により承認を受けた2023(令和5)事業年度財務諸表をもとに「財務レポート2023」を発行しましたのでお知らせします。
インド工科大学の研究者2名によるセミナーを開催
2024年9月17日(火)に、岐阜大学で特別セミナー「化学、生物学、医学研究へのAIとITの応用に向けて」が開催されました。
このセミナーでは、インド工科大学グワハティ校(IITG)のChiranjib Sur博士、Karukriti Ghosh博士が、最新のAI技術を駆使した医療分野の研究成果を紹介されました。Ghosh博士は分子微生物学の分野やワクチン開発、抗菌薬耐性に関する研究を行われ、Sur博士はAI技術を用いた医療アプリケーションの革新に貢献されています。
「遺伝性がん当事者からの手紙」写真パネル展を開催
2024年9月28日(土)から10月18日(金)までの期間、「遺伝性がん当事者からの手紙」写真パネル展を開催いたします。
この写真パネル展は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)当事者の声を広く社会に伝えることにより、社会啓発、遺伝医療 への貢献、当事者とご家族のサポート、エール(応援)を送ることを目的に、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)当事者会クラヴィスアルクスと東海地区の遺伝カウンセラー、当院のゲノム疾患・遺伝子診療センターが共催して行います。
国際クラブから再生可能エネルギーに関する研究教育助成を受領
令和6年8月26日(月)、一般財団法人国際クラブ(羽島市)にて、青山るみ代表理事から本学植松工学部長へ寄附目録の贈呈が行われました。
同クラブからは、これまでにも外国人留学生支援など多岐にわたるご支援をいただいているところですが、昨年に引き続き再生可能エネルギーに関する研究教育活動を対象とした助成金をいただきました。
令和6年度 岐阜大学基金活動状況について(令和6年度8月末現在)
○ 令和6年度 岐阜大学基金 受付件数/金額
受付寄附等件数 260 件
受付寄附等金額 64,125,269 円
※令和5年度から学内自動販売機に係る寄附は自己収入(雑収入)として受入含む
○ 令和6年度 岐阜大学基金 事業実施状況
令和6年8月末現在の岐阜大学基金による各支援事業等の支出総額は、1,793万円です。
学生支援事業・国際交流支援事業等においては、応援奨学生23名に385万円を給付、短期海外研修奨学金として4名に33万円、短期留学(派遣)奨学金として3名に43万円給付の他、私費外国人留学生に対し、学資援助として2名に30万円を給付、教育研究災害障害保険料として23万円の支援をしました。その他、岐阜大学基金学長特別表彰の副賞として、活動支援金30万円を支給しました。
特定事業においては、外国人留学生に対する支援として、1名に10万円を貸与(返済済)、その他、支援団体行事に4千円を支給しました。産学連携推進基金では、旅費として2万円を支出の他、岐阜大学工学部未来振興基金助成事業で印刷費などとして150万円の支援をしました。
修学支援事業においては、生活に困窮する学生を学生スタッフとして雇用し、1名に20万円を支給しました。
冠特定事業においては、各種奨学金の給付など752万円の支援をしています。
岐阜大学基金は、学生支援事業を中心に、岐阜大学基金で行っている各種支援事業に有効に活用させていただ
いております。
今後多様な支援事業を展開していくためにも、既にご寄附いただきました皆様には厚くお礼申し上げますとともに、重ね重ねのご協力の依頼となり恐縮ですが、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。