岐阜大学研究紹介動画:GU Research
岐阜大学での研究・勉学の魅力を皆さんにお伝えするために、本学の研究者が自身の研究内容を分かりやすく解説します。
「星の一生」に魅せられて -見えない光で探る星の終焉-(18:57)
夜空に煌めく星にも誕生と消滅があり、数千万年から百億年という長い生涯をかけて循環しています。私たちの体を構成する元素の大半も、実はこの星の一生の過程で生み出されました。本動画では、神秘に満ちた「星の一生」のドラマと、目に見えない光を捉えることで明らかになった「巨大星の最期」について紹介します。
岐阜大学 アントレプレナーシップ教育プログラムのご紹介(24:27)
私たちの社会は近年、新たな変化や課題に次々と直面しており、不確実性の高い時代を迎えています。こうした状況下では、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく力、「アントレプレナーシップ」が求められます。本学はこの認識に基づき、2017年から体系的なアントレプレナーシップ教育プログラムを構築・実施しています。本動画では、本学独自の教育プログラムの概要と特徴について紹介します。
自然の恵みを科学し、利用する(13:11)
様々な生物は自然界で生き延びるために、有用な化合物を自分で作っています。その中にはヒトの生活に役に立つ化合物が多くあり、それを医薬品や化粧品などに用いています。この動画では、企業との共同研究で、植物が作り出す成分が、しわやたるみの改善に役に立つ事を明らかにしたので、その一部を紹介します。
半導体材料シリコンとその新しい材料クラスレート(26:05)
身の回りにふんだんにある元素の種類と量について説明し、それを用いたものづくりの重要性について言及します。更に、地上に最も多く存在する半導体材料のシリコンを用いた材料研究の最先端を紹介します。
スモールM&Aによる第三者承継と地域活性化(11:37)
近年、中小企業の事業承継が問題となっていますが、これは親族による後継者不足が一因です。地方には中小企業が多く、事業承継ができない企業は廃業することになりますが、ただでさえ大企業が少ない地方の中小企業が廃業すれば、地域経済に大きな打撃を与えることになります。近年注目されている小規模企業・中小企業を対象にしたスモールM&Aは地域活性化には欠かせない第三者承継であるといえます。
学ぶことを楽しくするために 〜カリキュラム・教材開発研究〜(21:18)
この動画では、岐阜県をフィールドにして、教育活動や学習活動をより魅力的・効果的に、そして効率よく改善するために行った2つの教育実践研究(教材開発研究,カリキュラム開発研究)について、その研究手法と研究内容について説明します。
社会科教育学とは? -教育は「洗脳」の道具か?-(21:38)
日本では、高校まで「教育学」を学ぶ機会は多くありません。そこで、本動画では、社会科を事例に教育学という分野のエッセンスを紹介したいと思います。社会科って何のためにあるのか?授業はどのように作られているのか?などを考えながら、最終的に「社会科(教育)は洗脳の道具か?」というテーマを探究してみたいと思います。
学習プロセスを理解する(19:55)
教育研究では、教育効果の測定といった量的研究だけでなく、教育の中での学習者の実際の言動や思考、認識といった学習プロセスを厚く記述する質的研究も重視されています。本動画では海外臨床実習に参加した医学生の異文化適応過程に関する研究をご紹介し、学習プロセスを探索することの意義について論じます。
明治期の岐阜地域の芝居(16:39)
岐阜県では、地元の人々が演じる歌舞伎(岐阜県での呼称「地歌舞伎」)が盛んです。明治期以前創建の芝居小屋も残されています。このような特徴ある文化が明治期からどのように育まれてきたのか、当時の地元紙の記事の調査を通して考えます。本動画では、村芝居・素人芝居が盛んであった状況と、身近で起きた事件に基づいた地元ネタ芝居の実例を紹介します。
映像美術史 映像で論文を書く(18:28)
新しい美術史研究として「映像美術史」の方法をマネやゴッホの作品を例に解説します。美術史研究と映像制作は、方法と形式は異なっていますが、対象をじっくり「視る」という点で共通性があります。学術論文と映像ドキュメンタリーというのは非常に似ていることから「映像で論文を書く」ことを提案。美術作品を当時の文献、記録と結び付けるよりも、作品の比較対象を通じて、作品自体に語らせることの有効性について論じます。
一人ひとりが主人公の防災(17:44)
防災に取り組むにあたり、防災効果の獲得が期待できない活動ケースを「防災の定義」、「防災活動の目的・結果・成果」、「防災活動の内容や組み立て方」、「知識や情報の利用」の4視点で解説します。
「相手に配慮した「ことばづかい」とは?」(14:19)
相手の気持ちに配慮した会話をするとき、敬語さえ完璧に使用できたら相手に失礼にならないと考えていませんか?実は、そうではありません。相手と自分の関係性を考えて、不快な気持ちにさせないことばを選んで会話をすることが重要です。本学では、1年生全員必修の「日本語表現Ⅰ(初級)」を開講し、適切な日本語でコミュニケーションや文章表現ができる学生の育成を目指しています。
「第三の生命鎖「糖鎖」の研究」(15:48)
第三の生命鎖と呼ばれる、生命活動に不可欠な「糖鎖」という分子に関する研究の最前線をご紹介します。
「結晶の中の欠陥―電気が伝導する酸化物―」(20:05)
無機物質の結晶について不純物によって欠陥が生成すること、さらに不純物が無くても欠陥が生成する不定比化合物について解説します。生成した欠陥による電気伝導について、電子と正孔の伝導(酸化物半導体)とイオン伝導(固体電解質)があること、およびそれらがどの様に利用されているかを紹介します。
「機械構造用材料における疲労破壊に関する研究」(24:48)
機械構造物の安全性を確保するためには、部材の疲労破壊を防がねばなりません。本動画では、疲労破壊がもたらす事故の重大性を解説するとともに、金属材料における疲労破壊の基礎的なメカニズムを紹介します。また、最新の研究成果として、三次元積層造形金属の疲労挙動について紹介します。
「鉄の橋の予防保全の話」(24:05)
何気なく普段渡っている「橋」の中には、鉄を用いた橋がありますが、「腐食」と「金属疲労」が鉄の橋の2大損傷です。この2大損傷を環境に優しく、かつ経済的に抑制する新しい予防保全技術を開発してきました。本動画では、はじめての鉄の橋や鉄の橋の損傷事例等を説明した上で、開発した最新の予防保全技術を紹介します。
「粉の魅力を引き出す粉体技術」(11:56)
身の回りにたくさんある"粉"は、様々な粉体技術を組み合わせて、その機能を高めています。粉体技術とはどんなものか、身近な素材や身近な粉を対象にして、"粉をつくる""粉をしらべる""粉をつかう"という観点から、研究内容を紹介します。
「「DX」って何?」(19:24)
近年、あらゆる分野で導入が試みられている「DX」ですが、情報技術や情報環境の整備に潤沢に予算が確保できない場合は実現が困難であると思われています。本動画では、DX実装へのきっかけとして、社会インフラの維持管理という限定された領域におけるDXへの取り組み事例を紹介します。
「観光資源をかんがえる―乗鞍岳における社会実験を事例に―」(16:23)
岐阜県高山市と長野県松本市にまたがる乗鞍岳で昭和48年に開通した日本一の高所を走る山岳道路「乗鞍スカイライン」では、自然保全のため平成15年に車両乗入規制が実施されました。それ以降、自然環境が改善された反面、観光客が減少し続ける中、増加傾向にある自転車来訪者に注目し、観光振興を目的に実施している社会実験「乗鞍だけガチャ」を紹介します。
「酸性の土でも生育する植物品種改良の話」(24:54)
酸性土壌耐性作物の作出に関する研究紹介。東南アジア、アフリカに広く分布する酸性土壌は、干ばつ害の原因にもなる、農業におけるもっとも深刻な環境ストレスです。これを遺伝子組換え育種などで改良することは、土壌改良肥料の節約にもつながり、農業の脱炭素化に大きく貢献すると考えられています。
「お茶を化学する」(19:46)
お茶には健康に良いとされるポリフェノール(カテキン類)が含まれていますが、紅茶やウーロン茶に加工する過程で大きく変化することが知られています。その変化について有機化学的な視点から分子レベルで明らかにすることをめざして行っている研究の一端をご紹介します。
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