教育推進・学生支援機構の清島絵利子准教授が第1回教育グッドプラクティス機構長特別表彰を受賞しました
岐阜大学教育推進・学生支援機構の清島絵利子准教授が第1回教育グッドプラクティス機構長特別表彰を受賞しました。
この制度は、東海国立大学機構に所属する教員の教育に対するモチベーションを高め、授業の質向上を目指すため令和5年度に創設されました。令和6年7月24日(水)には、第1回教育グッドプラクティス機構長特別表彰式が行われ、模範となる特に優れた効果又は成果があったと認められた授業として、岐阜大学より1科目(全学共通教育科目「社会人リテラシー科目 日本語表現Ⅰ(初級)」)、名古屋大学より2科目が表彰されました。
表彰式の場で松尾機構長は、「学ぶことの大切さや面白さを教えてくれる教員に出会うことは、学生にとって一生の宝物になります。今後もさらに研鑽を積み、より良い人材の輩出に繋げてください」と述べました。
8月1日(木)には、清島准教授が吉田学長へ受賞報告を行いました。清島准教授から「本授業は約1,300名の学生がオンデマンドで受講する必修科目です。学生が適切な日本語を使い、レポートや論文、プレゼン資料を作成する力を養うとともに、相手に配慮したコミュニケーション能力を身につけることを目的に開講しています。表彰では、記述式課題の成績評価において、学生同士の相互評価法を用いている点などが高く評価されました。この手法による採点結果と教員が採点した結果の相関は非常に高く、有効な採点法として証明されています」と説明がありました。さらに「今回、この栄誉ある賞を受賞できましたのは、私ひとりの力ではなく、これまでに指導してくださった前副学長の山田敏弘教授をはじめ、レポート採点法のシステムを構築された工学部の横田康成教授と、日々支えてくださった皆様のお陰と実感しております。今後もより一層教養教育の発展に邁進して参ります」と抱負を語りました。
吉田学長は「この授業は本学の宝となる科目です。学生が相互評価で他の学生の文章を採点することは、今後の文章作成において非常に勉強になります。今後も、教員皆さんの模範となり頑張ってください」とお祝いの言葉を述べました。
本学は引き続き、学び、究め、貢献する人材の輩出を目指して、教養教育の質保証と専門教育の基盤確立に努めていきます。
2024.08.19
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