シーナカリンウィロート大学学長等が本学を訪問しました
2024年7月17日(水)、本学と部局間学術交流協定を締結しているタイのシーナカリンウィロート大学(SWU)のソムチャイ・サンティワタナクンル学長をはじめとする教職員10名と学生16名が本学を訪問しました。本学とSWUは、2015年3月に部局間学術交流協定(協定部局:教育学部)を締結し、特別支援教育や障がい者の農業分野での就労支援等に関する分野を中心に研究者交流を行っています。
SWU一行は、主に美術教育、技術教育、音楽教育そして保健体育教育に関連する施設をツアー形式で見学し、学生が自身の教育手法や技能を向上させるために利用している空間や、学生や教員が開発した最新の教材教具について体験しました。特に、音楽棟では、音楽教育講座 仲田久美子准教授によるピアノ演奏を鑑賞しながら、大合唱室の音響を体験しました。
その後、岐阜フィールド科学教育研究センターの施設見学を行い、障がいのある職員によるトマトの栽培管理や収穫作業、温室栽培技術や栽培時期についても説明を受けました。SWUの学生たちは実際の農作業を見学し、障がい者がどのように農業に従事し、自立を目指しているかを学ぶことができ、
「トマトが高値となる、冬季に収穫できるよう栽培していることに驚いた」、「障がい者の雇用に関して、その意義と可能性を理解した」などの感想が寄せられました。
また、今回の訪問には、同じくSWUと交流を行っている中部学院大学短期大学部の片桐史恵学長らも同席し、三大学間での更なる連携の可能性が話し合われました。
本学は今後もSWUとの連携をより一層深め、今後の教育・研究交流を推進していきます。
2024.08.06
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