令和6年8月6日（火）、岐阜県高等学校長代表者との懇談会を開催しました。この懇談会は平成18年度から毎年行われており、岐阜県内高等学校と本学の現状と課題について意見交換を行い、相互理解を深めることを目的としています。
　今年度は、岐阜県高等学校長協会（以下、「校長協会」という。）の小野会長（県立大垣北高等学校校長）はじめ、18名の校長をお迎えし、本学からは、吉田学長、益子副学長、杉山副学長はじめ、17名の役員・教職員が参加しました。
　懇談会では、始めに吉田学長から「東海国立大学機構と岐阜大学の現状と方針」について説明がありました。次に、校長協会の小野会長から「高大連携を踏まえての現状と課題」をテーマに、高等学校の現状と諸課題、そして今後の地域と大学との連携について説明がありました。また、高大連携教育として本学で開設している航空宇宙人材育成講座「宇宙工学講座」を高校時代に受講した本学学生が、講座から学んだことや現在大学で学んでいる内容について報告を行いました。懇談会全体を通じて、校長協会からは、教育現場の現状を踏まえた高大連携や入試改革など本学への期待をはじめ多くの意見・要望が示されました。
　懇談会終了後には、岐阜県高等学校長代表者を対象に「OKB 岐阜大学プラザ」の施設見学、概要説明を行いました。また、大学公認サークルの「起業部（ビジネスアイデア創出団体）」による活動報告があり、学生による地域活動の現状や今後の活動計画について質疑を交えながら意見交換が行われ、有意義な機会となりました。
　今後も岐阜大学は、県下の高等学校と活発な意見交換を行い、相互理解を深めることで、さらなる連携取組の強化に向けた活動を展開していきます。