2024年度日本語・日本文化研修留学生の修了論文発表会を開催しました
本学日本語・日本文化教育センターは、2024年8月4日(日)、日本語・日本文化研修留学生(以下「日研生」)による修了論文発表会を対面・オンライン併用で開催し、学内外から約40人が参加しました。今年は、タイ、中国、ベトナム、ポーランドから本学に留学している第23期日研生6人が発表を行いました。
日研生は、毎年10月から翌年8月までの約1年間、大使館推薦や大学推薦の国費外国人留学生として、また学術交流協定校からの交換留学生として本学に留学し、主に日本語と日本文化について学び、その集大成として修了論文を執筆します。論文のトピックはそれぞれの留学生が興味のあるものを選び、教員の指導と本学の日本人学生が務める論文チューターのサポートを受けながら論文を完成させます。
第23期日研生も、日本と自国の言語や文化についてそれぞれがユニークな切り口で調査・分析・考察し、力を込めて論文を書き上げました。発表会では、パワーポイントを使用しながら日本語で堂々と発表し、参加者からの質問にも的確に答えていました。また、オンラインでは、日研生の所属校教員や学生、母国の家族も視聴し、温かく有意義な会となりました。
日研生は、8月22日(木)に行われる修了式に出席し、帰国後はそれぞれが所属する大学に復学し勉学に励みます。修了生の中には、本学や他大学の大学院への留学や、日本での就職のため再来日する学生が多数います。成長した修了生との再会を楽しみにしています。
本学は、引き続き多様な国からの留学生を受け入れ、国際交流を推進していきます。
【発表者及び題目(発表順)】
○スアンボーレ タンチャノク(タイ)
「日本人女性の前髪 ―種類と印象―」
○栾 凱棋(ラン カイキ・中国)
「皮肉表現の多面性 ―皮肉の分類及び日中皮肉の事例比較―」
○尹 婧褘(イン セイイ・中国)
「上野千鶴子ブームから見る中国の女性主義(フェミニズム)」
○グエン ファム トゥー ミン(ベトナム)
「日本とベトナムの水墨画の比較研究」
○姚 政翼(ヨウ セイヨク・中国)
「「中国製日本語」についての考察 ―岐阜大学の中国人日本語学習者を中心に―」
○ホイナツカ アリツィア マリア(ポーランド)
「ポーランドにおける日本の小説 ―小説選択の傾向―」
2024.08.09
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