大学案内

校友会メールマガジンVol.5<令和5年8月9日発行>

 ○INDEX 
1.岐阜大学ニュース

2.岐阜大学基金からのお知らせ

1.岐阜大学ニュース

創立74周年記念日行事を開催

 本学は令和5年6月1日で創立74周年を迎えたことから、講堂にて学内外の関係者など約150名が出席のもと創立記念日行事を執り行いました。
 式典は4年ぶりにコロナ禍以前の内容に戻しての開催となり、管弦楽団の演奏から始まり、感謝状贈呈、名誉教授称号授与、産学連携准教授等称号授与などの各種表彰を行いました。また、吉田学長による学長報告では、本学における研究力の強み、産学官連携の状況及び地域活性化に係る実績等について触れられ、今後も地域の中核大学として大きな役割を果たしていく決意が語られました。

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岐阜大学が「東海情報通信懇談会会長表彰」を受賞

 総務省東海総合通信局と東海情報通信懇談会が実施する令和5年度「電波の日・情報通信月間」記念式典が、6月1日(木)に名古屋市内のホテルで開催され、岐阜大学が「東海情報通信懇談会会長表彰」を受けました。
 式典では、電波利用や情報通信の発展に貢献した個人・団体に対する表彰が行われました。このたび本学が受けた表彰は、岐阜大学医学部附属病院腫瘍外科と岐阜大学医学教育開発研究センター(MEDC)との共同研究である、医師による手術映像と同時に教員が字幕解説する授業について、5Gを活用することで、リアルタイムで遅延なく高精細な遠隔授業の実施を可能にしたことが、医療者教育の向上に寄与するなど電波利用を通じた医療分野の発展に多大な貢献をした、と評価されたものです。当日はMEDCの西城卓也センター長が式典へ出席し表彰状を受け取りました。

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在岐阜リトアニア共和国名誉領事及び駐日リトアニア共和国大使にリトアニア共和国との交流状況を報告

 2023年5月31日及び6月2日に、リトアニア共和国との交流状況を報告するため、神原信志岐阜大学副学長(国際担当)及び毛利哲也教授(工学部)が、村瀬幸雄 在岐阜リトアニア共和国名誉領事及びAurelijus Zykas特命全権大使とそれぞれ面談しました。
 本学は同国のヴィータウタス・マグヌス大学(以下、VMU)及びカウナス工科大学(以下、KTU)と大学間学術交流協定を締結し、学生及び教員の交流を行うとともに、同国について理解を深め、両国の交流の架け橋となる人材を育成することを目的に、「リトアニア学」を全学共通科目として開講するほか、このコロナ禍においても、現地の学生とオンラインで交流するイベントを実施する等、国際交流活動に取り組んでいます。

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岐阜大学農学部・応用生物科学部創立100周年記念行事を開催

 令和5年6月3日(土)に「岐阜大学農学部・応用生物科学部創立100周年記念行事」を開催し、記念講演会、記念植樹式、最古の日本製トラクター復活デモンストレーション、創立100周年記念式典及び創立100周年記念祝賀会を実施しました。
 記念講演会では、土川健之第14代日本中央競馬会理事長に講演いただきました。記念植樹式では「ヒメユズリハ」の苗木に、吉田学長、光永学部長が「土かけ」を、杉山副学長、柵木同窓会長が「水やり」をおこないました。トラクター復活デモンストレーションは、大変多くの見学者が集まり、熱心な質問も投げかけられるなど大変盛り上がりを見せました。 

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地域新電力会社が提供する経済的・社会的価値を可視化
    ~ 最大で約7.3億円の金額価値を算出  ~

 国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学と、日本ガイシ株式会社は、地域新電力会社の恵那電力株式会社(恵那市)が再生可能エネルギーや大型蓄電池により地域に提供する経済的・社会的価値を可視化する共同研究を行い、最大で約7.3億円の金額価値があることを算出しました。
 日本政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現に向け、エネルギーの地産地消を促進し、地域の資金を地域内で循環できる取り組みとして、地方自治体では地域新電力事業への関心が高まっています。一方でこれまでは、事業の売上や利益以外で地域新電力の価値を示す指標がありませんでした。
 共同研究は2022年4月から2023年3月まで、岐阜大学の髙木朗義教授と日本ガイシで、日本ガイシなどが出資する恵那電力を対象に実施しました。恵那電力が設置した太陽光発電設備(PV)と電力貯蔵用NAS®電池を核とした電力システムについて、アンケート調査などを地域住民に実施し、恵那電力の地域新電力事業の環境貢献機能・災害時機能それぞれの側面の経済的・社会的価値についてコンジョイント分析により評価しました。

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本学教育学研究科を修了した赤松諒一さんが日本陸上競技選手権大会で初優勝

 6月1日(木)~4日(日)にかけて大阪で行われた「第107回 日本陸上競技選手権大会」において、2020年に本学教育学研究科を修了した赤松諒一さんが男子走高跳に出場し、自己新記録を更新する2m29cmを跳び、同大会で初優勝を果たしました。
 6月9日(金)には、赤松さんと専任コーチである陸上競技部顧問の林陵平助教が学長室を訪問し、優勝報告を行いました。赤松さんは「練習の成果が出て自己新記録で初優勝をすることができて自信につながった。来年のパリ五輪出場を目標に夏の国際大会でも新記録を狙いたい」と話しました。吉田学長からは、「自己新記録と初優勝おめでとうございます。パリ五輪出場に向けて引き続きコーチの林先生と共に頑張ってほしい」と激励しました。

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マレーシア国民大学副学長等が本学を訪問

 2023年6月14日(水)、マレーシア国民大学(UKM)からモハマド カシム副学長(学術、国際担当)、イサク アーマド理工学部長、カイルル アンノアール マスト教養学部長及びヌル ハイカル ローウィンス アブドゥラ国際センター上席役員が本学を訪問しました。本学は、UKMと2016年9月に大学間学術交流協定を締結し、学生・研究者交流を行っております。
 モハマド カシム副学長等は、神原信志副学長(国際・情報・評価(副)担当)、小山博之グローカル推進機構長、沓水祥一工学部教授及びリムリーワ工学部教授と、本学とUKMとの交流について意見交換を行いました。その後、地域科学部においても学部長、副学部長および関係教員と意見交換を行いました。意見交換においては、UKMと実施する博士課程のジョイント・ディグリープログラムをはじめとする各種事業について、これまでの交流状況、また今後のさらなる展望などについて活発に議論が行われました。
 今回の訪問を機に、新たなプログラムの開始も含めた同大学との更なる交流が期待されます。

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「ぎふ理系女子はばたき応援プロジェクト」大学見学会を開催

 令和5年6月15日(木)に、本学男女共同参画推進室は「ぎふ理系女子はばたき応援プロジェクト」の取組の一環として大学見学会を開催しました。
 「ぎふ理系女子はばたき応援プロジェクト」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」(令和5年度)の採択を受けて実施されるものです。本プロジェクトでは、研究におけるダイバーシティの確保やジェンダード・イノベーション創出に向けて、岐阜県内の女子中高生、保護者、教員等を対象に理系の魅力を伝え、女性研究者のキャリアパスやロールモデルの提示を推進し、理系進路選択を応援するための各種取組(出前授業、企業見学・交流会、研究施設見学会、講演会など)を予定しています。

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本学学生チームが「Tongaliビジネスプランコンテスト2023」で優秀賞(2位)等を受賞

 令和5年6月17日(土)に行われましたTongaliビジネスプランコンテスト2023において起業部に所属する本学学生4チームが優秀賞(2位)等を受賞しました。
 Tongaliビジネスプランコンテストは、東海地域(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)のすべての大学の大学生・大学院生を対象とし、大学発ベンチャーの創出と起業家育成を目的としたコンテストです。
 6月29日(木)には、受賞チームの代表者が学長室を訪問し、受賞の報告を行いました。 受賞者からはコンテストで披露したビジネスプランの報告があり、「来月には登記を行う」など今後の見通しを学長に伝えました。吉田学長からは、受賞チームへのアドバイスと激励がありました。

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東海国立大学機構の最先端講義、配信スタート 6月24日キャンパス内で自動運転実演授業を実施

 東海国立大学機構は6月19日から、高校生や社会人向けに大学の正課外教育コンテンツの一部をインターネットで配信する取り組みを開始しました。
 配信を担当するのは、動画配信事業を手掛ける株式会社ドワンゴおよび株式会社KADOKAWA(代表取締役社長:夏野 剛)です。当機構と両社は2022年6月、デジタル技術を活用して共同で次世代人材の育成を目指す包括的提携を結んでおり、その"第一弾"の取り組みです。
 また、コンテンツ配信にあわせ、特別講義イベントとして、6月24日に自動運転の実演授業を実施しました。研究用車両が名大キャンパス内を自動走行するとともに、名大が実施する卓越大学院プログラム「ライフスタイル革命のための超学際移動イノベーション人材養成学位プログラム(TMI)」の担当教授が最新技術を紹介し、当日の講義には両社が運営支援する"ネットの高校"「N高等学校」「S高等学校」の生徒が参加しました。なお、より多くの方に取組を知っていただくため、講義の模様はドワンゴが運営する学習サイト「N予備校」で配信するほか、ライブ配信サービス「ニコニコ生放送」、YouTubeでも放送されています。

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岐大のいぶき45号 【2023年6月発行】

 岐大のいぶき45号【2023年6月発行】を岐阜大学公式HPに掲載しました。
 ◇ 表紙・目次
 ◇ 【特集】パンと岐大と
 ◇ 先輩の声
 ◇ 岐大で生まれるもの。最先端研究の現場。
 ◇ いまを駆ける!岐大生FACE
 ◇ TOPICS Nov.2022→Apr.2023
 ◇ 岐阜大学基金・広告
 ◇ INFORMATION

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「低温プラズマ総合科学研究拠点」が始動

 東海国立大学機構は、半導体の製造など多様な分野での活用が進む「低温プラズマ」の新たな研究拠点を創設しました。
 名古屋大学が半世紀にわたり積み重ねてきた世界トップクラスの研究と、岐阜大学における地域連携による研究の強みを結集し、幅広い分野の研究領域を融合した「総合科学研究拠点」として、2023年4月から研究活動をスタートさせました。
 研究分野は半導体をはじめ、医療、農業、化学、エネルギー、電気、宇宙、情報、土木、環境、材料...と、多種多様な領域の基礎研究から社会実装を目指す活動までカバーします。
 また、両大学だけでなく国内外の大学や研究機関、企業にも広く門戸を開き、「低温プラズマに関することなら何でも解決できる」拠点として運営を目指します。
 令和5年6月20日、報道機関向けに拠点の紹介とプラズマ科学の魅力を伝える説明会と、拠点の創設を記念した式典とパネルディスカッションを開催しました。

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世界最大のシミュレーションセンター(医学教育施設)所長の特別講演を開催

 医学教育開発研究センターと保健管理センターは、特別講演"The Future of Healthcare Education and Experimental Learning"(医学教育と臨床研修の未来)を令和5年6月21日(水)に医学部記念会館において開催しました。
 講演者のDr. Haru Okuda(奥田康晴先生)は幼少期から米国で教育を受け、メディカルスクール卒業後は救命救急医学の道に進まれました。その後、医療専門職の資質向上やチーム医療の重要性を認識され、シミュレーション医学教育の分野で活躍し、ヘルスケアシミュレーション学会(Society for Simulation in Healthcare)の前会長も務められました。今やこの分野の権威です。今回は、本学の協定大学である南フロリダ大学の医学教育シミュレーションセンター所長として来日されました。同センターは、医療に関わるすべての職種を対象に技術研修・チーム医療の醸成を担う医学教育施設で、世界最大のシミュレーション病院です。当日は世界最先端の医療専門職トレーニングセンターの現場についてお話しいただき、対面およびオンラインで多くの医学部学生・教職員、および医学部附属病院教職員が聴講しました。

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脱炭素社会の実現へ"産産学学官官"連携 ~カーボンニュートラル共創シンポジウム開催~

 東海国立大学機構は令和5年7月7日、中部経済連合会と連携して第1回カーボンニュートラル共創シンポジウムを名古屋市内で開きました。
 名古屋大学と岐阜大学の研究者と企業関係者が、気候変動やエネルギー問題、食の安全といった視点から「循環型社会」への転換に向けた課題や方策などを発表。企業や大学関係者ら80人が来場した他、オンラインで160人が参加し、脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実現に向けたビジョンを共有しました。
 当機構は、地球温暖化を進行させる要因となる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの発生を抑える脱炭素化の取り組みを加速させようと、カーボンニュートラル推進室を設置。岐阜大学と名古屋大学内にも脱炭素に関連するセンターを置き、CO2排出削減をはじめ、自治体の脱炭素推進や産学連携による社会実装、人材育成などに取り組んでいます。

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「栄養ワンダー」を開催

 令和5年7月7日(金),12日(水)に、保健管理センターと生協第一食堂の共催で、栄養ワンダーを開催しました。 栄養ワンダーとは日本栄養士会が企画する「栄養の日、栄養週間」に合わせて実施されるイベントで、今年度は「間食」をテーマに、現代に即した栄養のあり方を教育、提案するものです。
 7日(金)は、協賛社から提供されたキウイフルーツと牛乳、日本栄養士会が制作・発行した指導媒体を無料配布しました。開始前から長蛇の列となり、先着200名を対象にした配布会は約25分で終了となりました。
 12日は(水)は、保健管理センターの管理栄養士による間食に関する講話、キウイフルーツと牛乳を使った間食(デザート)の試食会、生協第一食堂によるCOOP夏フェスタ(岐阜大生が岐阜大で作ったお米と野菜を使った生協メニューの紹介)の案内、保健管理センターの保健師による熱中症予防に関する講話、参加者間の交流を行いました。事前申し込みと当日参加合わせて26名の学生が参加しました。
 栄養ワンダーを通じて、学生の食に関する関心と理解が深まり、毎日の食生活に生かされることを期待します。保健管理センターでは今後も「食」を通じた健康教育を行い、心身の健康管理に努め、学生一人ひとりが健康でより良い生活を送れるようサポートしていきます。

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永岡桂子文部科学大臣が「糖鎖生命コア研究所 岐阜研究棟」を視察!

 令和5年7月19日、永岡桂子文部科学大臣が生命科学領域において初の文部科学省「大規模学術フロンティア促進事業」として採択された「ヒューマングライコームプロジェクト(英語名:Human Glycome Atlas Project:HGA)」(代表:門松健治 東海国立大学機構・理事)を推進する国立大学法人東海国立大学機構糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟を視察されました。
 松尾清一東海国立大学機構長、吉田和弘岐阜大学長らとの意見交換に始まり、門松健治糖鎖生命コア研究所長、安藤弘宗同副所長から糖鎖研究の概要説明がなされた後、意見交換が行われました。永岡大臣からは、「文部科学省として本プロジェクトを応援していきます」と激励の言葉をいただきました。

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岐阜大学概要2023年度版を掲載

 岐阜大学概要2023年度版を岐阜大学公式HPに掲載しました。
 ◇ 目次,学長挨拶
 ◇ 岐阜大学の理念と目標,岐阜大学憲章
 ◇ 岐阜大学の教育における3つの方針,環境への取り組み
 ◇ 大学組織,教育研究組織
 ■ 教 育  | 学ぶ岐阜大学
 ■ 研 究  | 究める岐阜大学
 ■ 社会連携 | 貢献する岐阜大学
 ■ 国際交流
 ■ 組織
 ■ キャンパス
 ◇ 裏表紙

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2.岐阜大学基金からのお知らせ

令和5年度 岐阜大学基金支援状況について(令和5年6月末現在)

○ 令和5年度 岐阜大学基金 事業実施状況
 令和5年度の岐阜大学基金による各支援事業の支出予算総額は、6,110万円です。
 学生支援事業・国際交流支援事業等では3,082万円を予算化し、応援奨学生として25名に246万円を給付、短期海外研修奨学金及び短期留学(派遣)奨学金では3名に33万円の給付の他、私費外国人留学生に対し、学資援助など60万円の支援をしました。
 修学支援事業では、生活に困窮する学生を学生スタッフとして雇用し、1名に9万円の支給をしています。
 なお、特定事業においては、農学部・応用生物科学部創立100周年記念事業として736万円の支出の他、各種奨学金の給付など545万円の支援をしています。

○ 令和5年度 岐阜大学基金 受付件数/金額
   受付寄附件数      98 件
   受付寄附金額   4,730,790 円

 皆様からのご支援に心よりお礼申し上げます。
 岐阜大学基金は、学生支援事業をはじめ、岐阜大学基金で行っている各種支援事業に有効に活用させていただいております。

 岐阜大学基金では、卒業生・在校生家族・教職員および企業・一般の方からの基金への御協力をいただき、学生支援事業をはじめ、各種事業を継続しています。
 今後多様な支援事業を展開していくためにも、既にご寄附いただきました皆様には厚くお礼申し上げますとともに、重ね重ねのご協力の依頼となり恐縮ですが、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

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