大学案内

校友会メールマガジンVol.6<令和5年10月6日発行>

 ○INDEX 
1.岐阜大学ニュース

2.岐阜大学基金からのお知らせ

1.岐阜大学ニュース

★★「第1回岐阜大学ホームカミングデイ2023」開催のご案内 ★★

 すべての岐阜大学ファンやステークホルダーを対象に、相互の交流・連携を深め、持続可能な相互関係の構築及び相互支援に資する取り組みとして、大学全体としては初となるホームカミングデイを実施します。多数の皆様の参加をお待ちしております。





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FC岐阜主催イベント「脱炭素社会を考える日」に展示ブースを出展

 岐阜大学地域協学センターと脱炭素・環境エネルギー研究連携支援センター(脱炭素センター)は、令和5年7月15日(土)に長良川競技場・芝生広場にて開催された株式会社岐阜フットボールクラブ(FC岐阜)主催イベント「脱炭素社会を考える日」に展示ブースを出展しました。
 本イベントは昨年に引き続き2回目の開催で、FC岐阜のホームゲーム観戦来場者に対して、本学が実施する脱炭素に関する教育・研究・社会貢献の取り組みを知っていただくことを目的にブース出展しています。展示ブースでは、地域協学センター、脱炭素センター、環境対策室等の紹介パネルを展示したほか、マイうちわの作成体験コーナーを設け、来場者に「手作りうちわと冷房器具を組み合わせて、暑い夏を省エネで過ごしましょう。」と呼びかけました。

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マリアノ・マルコス州立大学学長等が本学を訪問

 2023年7月20日(木)に、本学と大学間学術交流協定を締結しているマリアノ・マルコス州立大学(MMSU)から、シャーリー アグルーピス学長、ミ―ジェイ ドミンゴ国際担当部長、マルロ アキーノ企画部長、アリス レイノルド カヒガル教育学部長、ロメリン ラグラ氏(初等教育学科教員)、フィリスティア メルキュルーリア バガーヤス付属学校長、リアン ジェイマル ラミル氏(薬学部教員・プロジェクトリーダー)及びチェスカ アルラ アグルーピス学長補佐が本学を訪問しました。
 本学は、MMSUと2018年9月に大学間学術交流協定を締結し、学生・研究者交流を行っております。

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犬悪性黒色腫症例に対する合成マイクロRNA-634を用いた新規治療法の開発

 東海国立大学機構 岐阜大学応用生物科学部 森 崇教授、同附属動物病院 吉川 竜太郎、東京医科歯科大学・難治疾患研究所 井上 純准教授(研究当時)と同・リサーチコアセンター長の 稲澤譲治特任教授らの研究グループは、ペット犬自然発症悪性黒色腫に対して、合成miR-634の腫瘍内局所投与は、抗腫瘍効果を示すことを明らかにしました。
 犬の悪性黒色腫は難治性疾患であり、有効な治療法が確立されておりません。本成果は、合成miR-634を用いたマイクロRNA核酸抗がん薬は、犬及びヒト悪性黒色腫の新たな治療モダリティとなることが期待できます。
 本研究成果は、日本時間2023年8月8日にCancer Gene Therapy誌のオンライン版で発表されました。

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教育学研究科修了生の赤松選手が世界陸上男子走高跳で8位入賞

 本学大学院教育学研究科修了生の赤松諒一選手が、8月19日(土)~27日(日)の日程でハンガリー・ブダペストのナショナル・アスレチックス・センター(国立競技場)で行われた「2023年世界陸上競技選手権大会」の男子走高跳に日本代表選手として出場し、見事8位入賞を果たしました。
 予選では、跳び始めの2m14cmから2m28cmまで、すべて1回目の跳躍で成功させる堂々の全体1位タイ記録で予選を突破し、決勝への進出を決めました。
 決勝では、2m20cm、2m25cmを1回目の跳躍で成功させ、予選から続けて7回連続での跳躍成功となりました。その後、2m29cmの跳躍に3度挑戦し、惜しくも成功することはできませんでしたが、全体の結果で見事8位入賞を果たしました。

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岐阜大学発認定ベンチャーFiberCrazeの長曽我部代表取締役社長がForbes JAPANが選ぶ日本発「世界を変える30歳未満」の1人に選出

 岐阜大学発認定ベンチャーFiberCraze株式会社の代表取締役社長であり、本学卒業生の長曽我部 竣也さんがForbes JAPANの『FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2023 日本発「世界を変える30歳未満」120人』に選ばれました。
 この賞はForbes JAPANが2018年より開催し、30歳未満の次世代を牽引する若い才能に光を当てるものです。長曽我部さんはSCIENCE & TECHNOLOGY& LOCAL部門での受賞となりました。
 同社は工学部 武野教授の発明した特許を活用し、長曽我部さんが岐阜大学在学中に立ち上げたベンチャー企業であり、ナノサイズの"あな"空きフィルム・繊維に、あらゆる機能を付与させた高機能素材の開発を目指しています。また、同社は本学の認定ベンチャー制度に基づき、2021年10月に岐阜大学発認定ベンチャー第7号に認定され、大学としても手厚くサポートを実施しております。

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岐大酒を酒造している「蔵元やまだ」がKURA MASTER 2023年度 プレジデント賞を受賞

 2023年8月28日(月)に、岐阜大学オリジナル酵母を使用した日本酒「岐大酒」の製造を担当している「蔵元やまだ」が酒造した玉柏 純米大吟醸がKURA MASTER 2023年度 プレジデント賞を受賞しました。
 KURA MASTERは2017年から開催されている、フランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクールです。2023年度は1090点の日本酒の出品があり、プレジデント賞は最高賞に当たります。
 「蔵元やまだ」は岐阜大学の卒業生が家族で営む酒蔵で、令和元年から岐大酒を造っていただいており、岐阜大学としても今回の受賞は誇らしく思います。

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リール大学副学長等が本学を訪問

 2023年9月8日(金)に、本学と大学間学術交流協定を締結しているフランスのリール大学(ULille)から、ニル トゥールーズ副学長、ディディエ ゴセ学長補佐(国際担当)、ヤン ゲラルデル氏(東海国立大学機構糖鎖生命コア研究所(iGCORE)特任教授、構造機能糖鎖生物学研究部門ディレクター)、内村 健治氏(フランス国立科学研究センターリサーチディレクター)、ソフィー グルー ドゥグルト氏、ジョン イヴ デュロ氏(ポリテック リール)、また、在日フランス大使館より、ベネディクト ギルマンプロジェクトマネージャー、ジャン バティスト ボード専門職員(科学技術部)が本学を訪問しました。
 本学は、ULilleと2020年4月に大学間学術交流協定を締結し、学生・研究者交流を行っております。

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地域科学部 牧 秀樹 教授 が「小学生版 最小英語テスト(eMET)ドリル」を出版

 最小英語テスト「MET」は A4 用紙1枚に約 70 単語の空所を設けた、3分程度の単語穴埋め式リスニングテストです。「日本人学生の英語能力を5分で測るテスト」の開発を目標に研究を始めました。このテストはセンター試験やTOEICなどの英語テストの成績と相関があることがわかっています。
 この本は小学生版として、小学5・6年生で学ぶ文法項目をすべて網羅するよう構成しています。すでに英語の勉強を始めているお子さんには、力試しとして、また,中学生や英語からしばらく遠ざかっている方には、小学校英語のおさらいとしても使えます。テストを24題収載。音声はHPよりダウンロードできます。


◆ 書籍について ◆
 小学生版最小英語テスト(eMET)ドリル
  【著者/編集】牧 秀樹(地域科学部・教授)、西田 雛
 出 版 社 : 開拓社
 発行年月日 : 2023年9月19日
 定   価 : 1,210円(税込)
 ISBNコード : 9784758923378

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重水素MRIを用いたがん治療効果の早期予測法を開発

 東海国立大学機構 岐阜大学高等研究院/One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点(COMIT)先端医療機器開発部門の兵藤文紀准教授(JST創発研究者 水島パネル)、同大医学系研究科放射線医学分野の松尾政之教授、Abdelazim Elhelaly博士研究員、同大応用生物科学部共同獣医学科の森崇教授、岩崎遼太助教らのグループは、臨床で汎用されているMRI磁場(1.5T)での重水素MRI法を開発し、膵(すい)がん移植マウスモデルにおいて、放射線治療や、抗がん剤治療効果を早期に検出できることを明らかにしました。本研究により、重水※3をMRIの造影剤として活用することで、がん治療効果の超早期診断への応用が期待できます。
 本研究成果は、the American Association for Cancer Researchの学術雑誌「Clinical Cancer Research」に掲載されました(2023年9月21日)

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東海国立大学機構初の出資子会社Tokai Innovation Institute設立

 岐阜大学と名古屋大学を運営する国立大学法人東海国立大学機構(以下「機構」という。)は、 このたび文部科学大臣の認可を受け、初めての出資子会社「株式会社Tokai Innovation Institute」(以下「TII」という。)を令和5年10月2日付けで設立いたします。
 複雑で激しく変化し、不確実で、かつあいまいな時代を切り拓く革新的アイデアは、異種との交わりによる化学反応から生まれます。TIIは、企業とアカデミアが境界を超えてつながり、危機感と使命感の中から未来への課題を見つけ、研究成果を社会実装するまで、ワンストップで企業とアカデミアをサポートします。企業の事業・研究戦略とアカデミアの研究、この両者に精通したプロジェクト推進のプロフェッショナルが、機構内外のネットワークを活用し、イノベーションを加速させます。

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国立大学法人東海国立大学機構環境報告書2023を公表

 令和5年9月26日(火)に、東海国立大学機構環境報告書2023を発行いたしました。
 今年度の環境報告書では、新体制となったカーボンニュートラル推進室の室長、副室長への学生インタビュー、省エネアクト for ゼロカーボンキャンパスの取組などの記事を織り込んで、カーボンニュートラル達成に向けた姿勢やその具体的な取り組み内容について紹介しています。また、多数の学生に編集に参加してもらい、学生による研究室インタビューのほか、環境報告書を通じた京都女子大学、京都工業繊維大学の学生との相互交流も実施しました。


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2.岐阜大学基金からのお知らせ

「国際クラブ研究教育助成事業」 寄附目録贈呈式を実施

 令和5年8月31日(木)に、一般社団法人国際クラブにおいて青山英世代表理事から吉田和弘学長へ目録の贈呈が行われました。
 一般社団法人国際クラブからは、これまでも長年に亘り継続的に本学の外国人留学生のためなどに多額のご支援をいただいているところですが、今回、新たに再生可能エネルギーに関する研究教育のための助成金をいただきました。
 本学では、平成30年4月に人類の課題である「環境問題」と「エネルギー問題」を改善できる新しいエネルギーシステムの研究開発を目的とした地方創生エネルギーシステム研究センターを設立しており、再生可能エネルギー量の予測から地域での消費エネルギー予測を行い、AI(人工知能)などを活用して水素技術などとの組み合わせによる最適エネルギーマネジメントシステムの構築を目指しています。
 贈呈にあたり青山英世代表理事は、「地域と人類の課題解決に貢献する地域活性化の中核拠点になることに役立ててください。」と述べられ、吉田学長は「さらなる研究開発の推進を図り、地域共創によるエネルギー問題等の改善に貢献して参ります。」と謝辞を述べました。
 贈呈後の懇談では、青山馥(かおる)名誉会長などから同クラブの活動状況などの紹介があり、和やかな雰囲気の中、贈呈式は終了となりました。

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令和5年度 岐阜大学基金支援状況について(令和5年8月末現在)

○ 令和5年度 岐阜大学基金 事業実施状況
 令和5年度の岐阜大学基金による各支援事業の支出予算総額は、6,110万円です。
 学生支援事業・国際交流支援事業等では3,082万円を予算化し、応援奨学生として25名に410万円を給付、短期海外研修奨学金及び短期留学(派遣)奨学金では7名に85万円の給付の他、私費外国人留学生に対し、学資援助など84万円の支援をしました。
 修学支援事業では、生活に困窮する学生を学生スタッフとして雇用し、1名に26万円の支給をしています。
 なお、特定事業においては、農学部・応用生物科学部創立100周年記念事業として798万円の支出の他、各種奨学金の給付など575万円の支援をしています。

○ 令和5年度 岐阜大学基金 受付件数/金額
   受付寄附件数      238 件
   受付寄附金額  35,684,905 円

 皆様からのご支援に心よりお礼申し上げます。
 岐阜大学基金は、学生支援事業をはじめ、岐阜大学基金で行っている各種支援事業に有効に活用させていただいております。

 岐阜大学基金では、卒業生・在校生家族・教職員および企業・一般の方からの基金への御協力をいただき、学生支援事業をはじめ、各種事業を継続しています。
 今後多様な支援事業を展開していくためにも、既にご寄附いただきました皆様には厚くお礼申し上げますとともに、重ね重ねのご協力の依頼となり恐縮ですが、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

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