校友会メールマガジンVol.16<令和7年6月6日発行>
- シーナカリンウィロート大学(タイ王国)と大学間学術交流協定を締結(R7/3/27)
- 持続可能な航空機生産のためのコンソーシアム(CSAP)が発足(R7/3/27)
- 南フロリダ大学が岐阜大学を訪問し、学術交流協定の更新調印式を実施(R7/4/3~4)
- 令和7年度入学式・ウェルカムセレモニーを挙行(R7/4/7)
- 令和7年度看護師特定行為研修開講式を挙行(R7/4/7)
- 「次世代地域リーダー育成プログラム」の学生たちがNEXCO中日本と共同で交通安全キャンペーンを開催(R7/4/12)
- あべ文部科学大臣とジョイント・ディグリープログラムに関する意見交換を行い、伊藤高等教育局長へ要望書を手交(R7/4/25)
- 救命救急センターの充実度評価において7年連続「S評価」を取得(R7/4/28)
- 郡上踊りワークショップ(日本文化ワークショップ)を開催(R7/5/14)
- ナース・オブ・ザ・イヤー表彰式を挙行(R7/5/14)
- 東海国立大学機構と富士通、ドラッグ・ロス解消に向け診療データ利活用を加速(R7/5/23)
2.岐阜大学基金からのお知らせ
シーナカリンウィロート大学(タイ王国)と大学間学術交流協定を締結
3月27日、岐阜大学とシーナカリンウィロート大学(SWU:タイ王国)は大学間学術交流協定を締結しました。調印式には岐阜大学から吉田和弘学長、リム・リーワ副学長(国際展開・多様性・ジェンダー(男女共同参画)(副)・図書館(副)担当)、小山博之グローカル推進機構長、山田雅弘教育学部長、野村幸弘教育学部教授、大場伸也応用生物科学部附属フィールド科学教育研究センター教授らが出席し、SWUのチョルウィット・ジェアラジット学長はじめ33名の訪問団を歓迎しました。
持続可能な航空機生産のためのコンソーシアム(CSAP)が発足
3月27日、岐阜大学と名古屋大学を運営する東海国立大学機構は、ボーイング ジャパン(株)、三菱重工業(株)、川崎重工業(株)、(株)SUBARUと共同で3月1日に「持続可能な航空機生産のためのコンソーシアム(CSAP)」を設立したことを合同記者会見にて発表しました。このコンソーシアムは、航空機製造業界が直面する共通の課題に対処し、業界全体の持続可能性を向上させることを目的としています。
南フロリダ大学が岐阜大学を訪問し、学術交流協定の更新調印式を実施
4月3日から4日にかけて、南フロリダ大学(USF)訪問団17名が岐阜大学を訪問し、学内外施設の視察および、学術交流協定書の更新調印式に出席しました。訪問団は、4月3日に県内の関係施設を訪問し、岐阜市役所の柴橋正直市長を表敬訪問しました。翌4日は、岐阜大学において、両大の学術交流協定の更新調印式を執り行いました。
令和7年度入学式・ウェルカムセレモニーを挙行
本学は、令和7年4月7日(月)に、岐阜市民会館にて令和7年度入学式を挙行しました。今年度は、学部学生1,333名、大学院学生651名が本学へ入学し、新たな一歩を踏み出しました。
式典では、入学生に向けて吉田和弘学長が「岐阜大学での学びを通じて、他とは異なった見方や姿勢を持ち、将来を照らす目となって活躍してください。清流と緑に囲まれた美しいキャンパスで、勉学に励み、体を鍛え、友人を作り、次の時代の先導者として成長してください。」と告辞を述べ、入学生代表宣誓として、学部学生代表の丹羽菜月さん(医学部)、大学院学生代表の西紗弥加さん(自然科学技術研究科)それぞれが、「学び、究め、貢献する」ことを宣誓しました。
令和7年度看護師特定行為研修開講式を挙行
4月7日(月)、第6期生 看護師特定行為研修開講式を開催しました。
特定行為とは、医師の判断を待つことなく、特定行為研修を修了した看護師の判断で、医師の手順書により一定の診療補助を実践することです。本院は令和2年4月から、特定行為研修を実施する研修機関に指定されています。
「次世代地域リーダー育成プログラム」の学生たちがNEXCO中日本と共同で交通安全キャンペーンを開催
4月12(土)河川環境楽園オアシスパークにて、岐阜大学「次世代地域リーダー育成プログラム」の学生たちが、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)と共同で、「子どもも大人も楽しめる交通安全キャンペーン」を開催しました。
本イベントは、地域リーダーコースの学生5名が中心となり、「地域と共に発展し、地域に喜んでもらえるNEXCO中日本ならではの課題解決」をテーマに、1年間にわたりNEXCO中日本社員と議論を重ねた成果を形にしたものです。
あべ文部科学大臣とジョイント・ディグリープログラムに関する意見交換を行い、伊藤高等教育局長へ要望書を手交
4月25日(金)、東海国立大学機構 松尾清一 機構長、岐阜大学 吉田和弘 学長、名古屋大学 杉山直 総長(オンライン参加)および両大学の関係者が、あべ俊子 文部科学大臣を訪問し、東海国立大学機構を構成する両大学のジョイント・ディグリープログラム(JDP)の実施状況等について意見交換を行いました。
冒頭、松尾機構長から、岐阜大学が会長、名古屋大学が副会長を務める全国大学JDP協議会の取組を紹介し、文部科学省の協力に対して謝辞を述べたあと、吉田学長および杉山総長から、それぞれの大学のJDPの説明を行い、成果や課題、今後の展望について意見交換を行いました。
救命救急センターの充実度評価において7年連続「S評価」を取得
先日厚生労働省から公表されました「救命救急センターの充実度評価」において、本院の高度救命救急センターが2018年より7年連続で「S」評価を取得しました。全国308ヶ所の救命救急センターのうち、S評価を受けたのは102ヶ所、A評価が199ヶ所、B評価が7ヶ所であり、岐阜県下の救命救急センターにおいて「S」評価を取得したのは当院のみとなります。
本院は今後も、岐阜県の救急医療の最後の砦として、地域医療に貢献を続けてまいります。
郡上踊りワークショップ(日本文化ワークショップ)を開催
5月14日(水)日本語・日本文化教育センターは、「郡上踊り」のワークショップを開催しました。「郡上踊り」は、ユネスコ無形文化遺産であり、国重要無形民俗文化財に指定されている踊りです。当日は、アメリカ、インド、インドネシア、イラン、スペイン、タイ、中国、パキスタン、東ティモール、フランス、ベトナム、マレーシアからの約30人の留学生が参加しました。
ナース・オブ・ザ・イヤー表彰式を挙行
5月14日(木)、ナース・オブ・ザ・イヤー 表彰式が行われました。
『ナース・オブ・ザ・イヤー』は看護活動の様々な分野において看護師・助産師が、患者さんの看護や業務上の改善等に貢献したことを称えるために毎年行っているものです。
今回は、効果的な感染症予防や、助産師教育体制の整備に取り組んだ6名の看護師・助産師が選ばれました。
東海国立大学機構と富士通、ドラッグ・ロス解消に向け診療データ利活用を加速
名古屋大学と岐阜大学を運営する国立大学法人東海国立大学機構と富士通株式会社は、日本の社会課題であるドラッグ・ロスの解消を目指し、診療データを用いた治験候補患者選定の実証実験を実施し、臨床研究における有用性を確認しました。
CMC元島アカデミーDEIB推進プロジェクト研究助成
2024年度成果発表会および2025年度採択通知書授与式を開催
令和7年4月23日(水)にCMC元島アカデミーDEIB推進プロジェクト研究助成 2024年度成果発表会および2025年度採択通知書授与式を開催しました。
CMC元島アカデミーDEIB推進プロジェクトとは、(株)CMC総合研究所からのご寄附により創設した、女子生徒の理系進路選択支援、女子学生と女性研究者の就学・研究に係る助成、育児・介護のための補助を支援するための冠特定事業です。本事業の一部として、岐阜大学に所属する女性研究者が取り組む独創的、先駆的かつ社会貢献に資する研究に対して研究助成を行っています。
令和6年度 岐阜大学基金活動状況について
○ 令和6年度 岐阜大学基金 受付件数/金額
受付寄附等件数 979 件
受付寄附等金額 157,449,135 円
※令和5年度から学内自動販売機に係る寄附は自己収入(雑収入)として受入含む
○ 令和6年度 岐阜大学基金 事業実施状況
令和6年度の岐阜大学基金による各支援事業等の支出総額は、6,147万円です。
学生支援事業・国際交流支援事業等においては、応援奨学生24名に960万円を給付、短期海外研修奨学金として50名に447万円、短期留学(派遣)奨学金として5名に102万円給付の他、私費外国人留学生に対し、学資援助として2名に72万円を給付、教育研究災害障害保険料として34万円の支援をしました。その他、ホームカミングデイ経費として58万円を支出、Giving Campaignでは223万円の収入があり、手数料等を除いた193万円を学生団体活動支援費として支出しました。また、岐阜大学基金学長特別表彰の副賞として活動支援金40万円を支給、第二食堂エアコン入れ替え工事に728万円を支出、学部への振替に2万円を支出しました。
特定事業においては、事務系職員海外実務研修の旅費等として、2名に130万円を支出しました。また、外国人留学生に対する支援として、支援団体行事等に3万円を支出しました。産学連携推進基金では、刃物学における教育研究活動支援に423万円を支出の他、工学部未来振興基金助成事業で科研費採択支援、新規採用女性教員研究経費支援等に250万円の支出をしました。
修学支援事業においては、生活に困窮する学生を学生スタッフとして雇用し、10名に92万円を支給しました。
冠特定事業においては、各種奨学金の給付など1,894万円の支援をしています。
その他、岐阜大学基金運営のための経費として、基金管理システム利用料、岐阜大学基金リーフレット・振込用紙作成等に691万円を支出しています。
岐阜大学基金は、学生支援事業を中心に、岐阜大学基金で行っている各種支援事業に有効に活用させていただ
いております。
今後多様な支援事業を展開していくためにも、既にご寄附いただきました皆様には厚くお礼申し上げますとともに、重ね重ねのご協力の依頼となり恐縮ですが、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。