大学案内

令和元年度実施の大学機関別認証評価結果について(本学の対応状況)

岐阜大学

 本学は、令和元年度に独立行政法人大学改革支援・学位授与機構による大学機関別認証評価を受審し、「教育研究等の総合的な状況は、大学改革支援・学位授与機構が定める大学評価基準を満たしている」と認定されました(令和2年3月)。
 また、サテライトキャンパスにおける「早朝クラス」実施による交流の場の提供や、医学系研究科・医学部「医学教育IR室」における組織的なデータ収集・解析による教育改善及び効果(医師国家試験合格率の向上)は、優れた取組として評価されました。
 しかしながら、一部の基準に関しては、改善する必要があるとの指摘を受けております。この指摘に対し、本学では以下のとおり対応することで、改善に向け取り組んでおります。

改善する必要がある事項 

① 一部研究科(医学系研究科看護学専攻)において、実入学者数が入学定員を大幅に下回っている【基準5-3(実入学者数が入学定員に対し適正な数となっていること)に関する改善必要事項】

【本学の対応状況】
 医学系研究科看護学専攻では、入学定員適正化を図るため、同専攻の説明会等において、修了後の進路や夜間授業・長期履修制度等の社会人学生に配慮した制度を周知しております。このような取組により、令和2年度入試(令和元年度実施)における志願者合計は7名(定員8名)、入学予定者7名、単年度における入学定員充足率は88%となり、改善に向けた取組の成果が表れてきています。
また、同専攻の現状分析を踏まえた将来に向けての方策の1つとして、現役看護師の社会人入学増加、特に岐阜大学病院看護部との連携等を検討しています。


② 一部の学部(地域科学部)において、教育の目的と履修の方針との関係が不明確となっており、教育課程の編成が体系性を有していない【基準6-3(教育課程の編成及び授業科目の内容が、学位授与方針及び教育課程方針に則して、体系的であり相応しい水準であること)に関する改善必要事項】

【本学の対応状況】
 地域科学部規程の改正により、2学科(地域政策学科、地域文化学科)それぞれの教育上の目的を達成するために、授業科目の科目区分や開講時期の見直し等を行うことで体系的な教育課程を編成し、令和2年4月1日から、新入生に対し実施することを決定いたしました。
 また、在学生に対しては、この改正した規程の趣旨を踏まえた履修指導を行います。


 以上のように、本学は、評価により明らかになった課題に対し、速やかに改善・改革を進めるとともに、引き続き、高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育、教育の基盤としての質の高い研究、地域に根差した国際化の展開により、地域社会の活性化の中核拠点として、地方創生の一翼を担っていく所存です。

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