教育・学生生活

個⼈⽤ノートパソコンの準備について

概要

岐阜⼤学では

  • オンラインによる授業、eラーニングによる自習(TACT
  • レポート・プレゼンテーション資料の作成
  • シラバス閲覧、履修登録、成績確認
  • 大学からの連絡受信などに用いる学務情報システムCampus-Gの利用
  • 学生ステータスシステム crescendoの利用

など、日常的にパソコンを利用する必要があります。
また岐阜大学ではデータサイエンスの基礎的な知識とスキルの修得を目指す授業 (数理・データサイエンス・AI教育プログラム)を行っていますので、新⼊⽣の皆様には各⾃でパソコン(PC)を準備していただくことを強く推奨します。

ご準備いただくPCのメーカー・機種等は指定しませんが、在学中の活動に⽀障がないよう、下記に⽰す⼀定の性能を持つPCの準備をご検討ください。

なお、以下に⽰す仕様は、PC をご準備頂く際の⽬安としていただくためのものであり、ここに⽰す仕様を満たさないPCの使⽤を禁⽌するものではありません。
たとえば、⼊学から当⾯の間は⾃宅で使⽤していた古い PC(ここに⽰す仕様を満たさないもの)を使い、⼤学の様⼦がわかってきた時点で⾃分専⽤のPCを準備する等の対応を取って頂いても構いません。

パソコンの仕様について

容易に持ち運びができるノート型PCであること
ゼミや演習では、⾃分のPCを⼤学に持参してプレゼンテーションを⾏うこともあります。PC のサイズや重量等についても⼗分ご注意ください。
無線 LAN(Wi-Fi)への接続が可能であること
キャンパス内では学⽣・教職員向けに無料の Wi-Fi サービスを提供しています。講義中に Wi-Fi に接続し、講義資料にアクセスしたりデータを共有したりする可能性もあります。
オンライン講義に必要なマイク、スピーカー、カメラが利⽤できること
オンライン講義において教員や他の学⽣とコミュニケーションができるよう、マイク、スピーカー、カメラを内蔵したPCを選択するか、PCに接続できる外部機器を別途ご準備ください。
Microsoft Office が動作する性能を持つこと
講義や演習、レポート作成課題等では、Microsoft Office の利⽤を前提としていることもありますので、Microsoft Office が動作するPCを選択して下さい。
なお岐阜⼤学では包括ライセンスにより、⼊学後に無料でOffice ソフトをインストール可能になりますので、新規にPCをご購⼊の場合はOffice 搭載モデルを選んでいただく必要はありません。

具体的な性能等

「最⼩仕様」と「推奨仕様」の2種類を「表1:PC 仕様表」に⽰します。
「最⼩仕様」は、簡単な⽂書作成やオンライン講義の受講等に⽀障のない最低限の仕様です。学部や学科によっては、追加の要件や仕様を設けている可能性もありますので、「表2:学部・学科ごとの注記」も確認してください。
「推奨仕様」は、この仕様を満たしていれば1台のPCを卒業まで快適に利⽤できると考えられます。

表1:PC 仕様表
最小仕様 推奨仕様
OS Windows11 またはMacOS(Monterey)以上
CPU intel i5(第13世代以上)と同等以上 intel i7(第13世代以上)と同等以上
Mac の場合 M1 と同等以上でも良い
メモリ 8GB以上 16GB以上
補助記憶装置容量 HDD 256GB 以上 SSD 256GB 以上
ディスプレイ 11インチ以上
バッテリー駆動時間 カタログ値で 5 時間以上 カタログ値で 8 時間以上
USB PD 給電に対応
⼊出⼒装置
  • 物理キーボードを有すること(着脱型・分離型でも可)
  • HDMI 映像出⼒端⼦を有すること(アダプターを介しての出⼒も可)
  • オンライン講義等で利⽤可能なカメラを有すること(USB 接続の外部カメラを別途準備するのでも良い)
  • スピーカーおよびマイクを有すること(両機能を有するヘッドセットを別途準備するのでも良い)
セキュリティソフト 市販のセキュリティソフトをインストールし、定義ファイルを最新に保つこと。
Windows の場合、OS 付属の Windows Defender でも可。
Microsoft Office 包括ライセンスにより⼊学後に無料でOffice ソフトをインストール可能になりますので、Office 搭載モデルを選んでいただく必要はありません



表2:学部・学科ごとの注記
教育学部 最小仕様以上を推奨。
教育学部では,教師としてのICT活用能力育成のため講義の充実を図っており,大学1年次前期必修科目「情報教育」の講義から個人用ノートPCを活用します。
  • OS:Windows11(64bit)
  • 記憶装置:SSD 240MB以上
  • 講義持参のため携帯性を重視し,ノートパソコンあるいはキーボードが附属したタブレットPC(いわゆる2in1タイプ)が望ましい。
地域科学部 最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
なお授業で持参する必要がある可能性も存在するため携帯性を重視し,ノートパソコンあるいはキーボードが附属したタブレット PC(いわゆる 2 in 1 タイプ)であることが望ましい。
医学部医学科 最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
医学部看護学科 最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
工学部
社会基盤工学科
最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
機械工学科
推奨仕様で画面サイズは11 インチ以上かつ解像度 1920x1080 以上が望ましい。
2,3 年次に講義で使用する CAD ソフトウェアが Mac に対応していないため,CADの課題を自宅PCで行いたい場合には WindowsPCを推奨します。推奨スペックを満たすPCでは,ほとんどの場合 CAD ソフトが動作しますが,一部の GPU では動作しないことが確認されており,すべての WindowsPCで動作を保証するわけではありません.詳細については,入学後に担当教員にお尋ねください.
化学・生命工学科
最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
電気電子・情報工学科 電気電子コース
推奨仕様が望ましい
電気電子・情報工学科 情報コース
推奨仕様で画面サイズ13インチ以上が望ましい
電気電子・情報工学科 応用物理コース
推奨仕様が望ましい
応用生物科学部 最⼩仕様を満たすPCで⼗分である。
社会システム経営学環 推奨仕様が望ましい 。

遠隔授業の受講に際して必要な通信容量への注意喚起について

インターネットを活用した教育活動やサービスにおいては,例えば月々の通信容量上限を超過し低速回線に移行したため講義の動画が円滑に視聴できなくなるなど,通信環境に影響を受ける可能性があります。また従量制による通信ネットワークの利用では月々の負担が大きくなる懸念もあります。
岐阜大学内においてはネットワークに接続した共用PCや学内無線LAN環境を整備していますが,自宅にて学修する場合に備え,通信容量上限のない固定回線(光回線やケーブルテレビ回線など)の導入のご検討をお勧めします。

【参考】仕様表で使われている⽤語について

  • CPU はコンピューターの頭脳にあたる装置で、プロセッサと表記されることもあります。CPUが高性能であるほどPCの動作は速く快適になります。
  • メモリは「主記憶装置」とも呼ばれ、CPUが直に情報処理を行うための記憶スペース(作業領域)になります。メモリが多いほどCPUの作業領域が広くなりますので、より快適に動作するようになります。
  • 補助記憶装置はパソコンの電源がオフになってもデータが消えない不揮発性のメモリです。「ストレージ」や単純に「記憶装置」と呼ぶこともあります。補助記憶装置にはSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があり、SSDは HDDよりも⾼価ですが、動作速度や省電⼒性、耐故障性に優れています。持ち運んで利⽤することが前提となるノート型 PCでは耐衝撃性に優れるSSD に⼤きな優位性があります。
  • 無線 LAN には多くの規格があり、新しい規格のほうが速度も安定性も優れています。メーカーによって記載⽅法が異なりますが、カタログ等に Wi-Fi 6、Wi-Fi 5、IEEE 802.11ac、ad、ax のどれかの記載があれば、必要⼗分な性能があると考えられます。新しい規格に準拠していれば古い規格での通信にも対応可能ですので、ご家庭で古い無線ルーター等をお使いの場合でも、接続に⽀障が⽣じることはありません。
  • USB PD 対応のノート PC では、USB ケーブルを介して充電・給電を⾏うことができます。⻑時間の講義でバッテリー切れとなった場合でも、友⼈から充電器を借りたり、ショップの充電ステーションを利⽤したりすることが可能となります。

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