大学案内

諦めずに練習すれば、きっと成功する。仲間と一緒に、ジャグリングで観客を笑顔に。

01.png

さまざまな道具を使って、ダイナミックな技を披露するジャグリング。
「岐阜大学ジャグリングサークル Juggrass」では、メンバーがいつも和気あいあいと練習を重ねている。
代表の五十棲大河さんは、積極的に練習を企画し、サークル全体を引っ張る存在だ。


03.png

岐阜大学ジャグリングサークル Juggrass
平成28年、有志の呼びかけでジャグリング同好会と して発足。翌年、サークルへと昇格。現在は約25名のメンバーで活動を行う。週3~4日の活動日にメンバーがさまざまなジャグリングの道具を持ち寄り、練習に励んでいる。
大きなイベントは、毎年5月に行われる岐阜大学春祭と、11月に行われる岐大祭でのステージ披露。そのほかにも、地域の子ども会や福祉施設のイベントに出演したり、ジャグリングの大会に出場したりしている。


努力する大切さを知れたことと、素晴らしい仲間に出会えたことが財産です。

練習して、成功する瞬間が嬉しい。
大切なのは、諦めないこと。

 私は岐阜大学に入学してからジャグリングを始めました。サークルの新入生歓迎会で偶然、先輩に声をかけていただいたのがきっかけです。初めて挑戦したのは、「カラーコーン」という道具。初めてでも上手くできる人もいる中、私は全くできなくて悔しい思いをしました。それが「ジャグリングをもっと上達させたい」という気持ちにつながりました。
 練習は学内の大ホールや武道場のほか、屋外の広場で行うこともあります。ジャグリングは個人競技のため、各自が自主練習も積極的に行っています。私は「ディアボロ」という道具を主に専門にしており、先輩に教えてもらったり、WEBで動画を見たりして新しい技にチャレンジしています。ひたすら練習を重ねて難しい技がやっと成功した瞬間はとても嬉しいですし、さらに技術を高めたいという意欲も湧いてきます。現在も練習中の技がありますが、実は半年ほど、ずっと同じポイントでつまずいています。でも、諦めないことが大切です。「頑張り続ければ、いつか成功する」。このことを、サークルの活動を通じて実感を持って学ぶことができました。


05.png
04.png
地域の福祉施設や子ども会などから依頼を受け、ステージ披露を行う。観客に
いかに楽しんでもらうかを重視して、演技のプログラムを考えている。

仲間と一緒に技を究めて
観客に喜んでもらえる演技を。

 ジャグリングは一人で行う競技ですが、やはり仲間と顔を合わせ、にぎやかに練習する時間が何よりも楽しいです。先輩も後輩も分け隔てなくコミュニケーションが活発で、いつも和やかな雰囲気なのがこのサークルの魅力です。私はサークル長として広い視野を持ち、積極的に自分から声をかけ、これからもこのサークルの良さを守っていきたいです。
 イベントに出演する際は、メンバーの演技を順番につなげて披露します。つい、自分の技を成功させることに集中してしまいますが、プログラム全体の流れを意識し、お互いに「技の順番を変えてみたら?」「もっと大きな動きを入れるといいよ」など、客観的なアドバイスを送り合いながら盛り上がる構成を考え、ステージを作り上げます。そして本番で練習の成果が発揮でき、観客の皆さんの笑顔が見られた時はとてもやりがいを感じます。サークルを始めてジャグリングという新たな特技ができたこと、そして大勢の前で演技をする経験を積み、人前に出る度胸が付いたことは、自分にとって大きな自信になったと実感しています。
 今年は新型コロナウイルスの影響で岐大祭をはじめ、出演予定だったイベントがいくつも中止となってしまいました。今後のイベントも状況を見ながらの開催になると思いますが、観客に喜んでもらえる技を披露できるよう、変わらず練習に励んでいきます。


02.jpg
顧問の児島利治准教授は五十棲さんを、「積極的に活動の時間を確保し、サークル全体を盛り上げてくれている」と評価。
「ジャグリングを通して得た小さな成功体験は、将来困難な状況に陥ったときも、きっと乗り越える力になってくれると思います」と話す。

岐阜大学流域圏科学研究センター
児島 利治 准教授

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク