科学ジャーナルの成立
ガリレオやニュートンなど昔の学者は研究成果をおもに著書で発表していました。しかし現代では論文が何よりの業績だとみなされます。なぜそうなったのでしょうか?本書は、19世紀のイギリスとフランスで論文やジャーナルが出現し、確立していった過程を分析しています。論文数至上主義や査読トラブルなどの問題の起源も語られ、現代の科学出版を考える参考にもなると思います。(訳者)
科学ジャーナルの成立
【著】アレックス・シザール
(ハーヴァード大学科学史科教授)
【訳】柴田 和宏(地域科学部地域文化学科准教授)
出 版 社 | : 名古屋大学出版会 | 発行年月日 | : 2024年3月10日 | 価 格 | : 税込6,380円/本体5,800円 | 版 型 等 | : A5判・上製 / 376ページ | ISBN | : 978-4-8158-1145-7 |
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