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平成30年 新年互礼会 あいさつ

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 新年明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えになったことと、お慶び申し上げます。

 最初に、昨年のまとめです。大きなところといたしましては、教育研究院の立ち上げがありました。さらに教育組織としての自然科学技術研究科の立ち上げ、生命の鎖統合研究センターの立ち上げ、岐阜県中央家畜保健衛生所の開所から稼働開始、いずれも順調に動き始めて実績が出始めているところです。特に教育研究院の運営について、皆様方のおかげで一年かからずに運営のノウハウを確立できたことを大変喜んでいる次第です。どうもありがとうございました。

 それから平成30年度の概算です。本学に連絡が来ているところについて、報告したいと思います。人件費の確保ならびに新規の獲得という点です。組織整備ということで、昨年の生命の鎖統合研究センターで1人分の人件費をつけていただきましたが、今年は加えまして、環境科学分野研究拠点としての地方創生エネルギーシステム研究センターの設置にともなう人件費、これもやはり教授1人分を概算で付けてもらうことができました。きちんと実績を上げた場合には、3年後には経常経費化できるよう、ぜひ頑張って成績を上げていただきたいと思う次第です。事業費につきましてはまだ連絡が来ていないので、その辺りについて待っているというところです。

 次に、施設整備の点です。工学部が5期のうち4期まで改修工事が進んで、最終期については、年限が足りないところがあり、それを応用生物科学部の改修に順位を切り替えて申請いたしました。応用生物科学部の建物につきましては3期分の1期、がまずスタートということになります。それからライフラインの再生につきましても、これは継続事業で概算をつけていただいているというのが、いまのところ連絡が来ている平成30年度概算です。

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 それから今年度の設置予定等の取り組みとしては、一つ目にスマート金型開発拠点です。今年、2月ないし3月には竣工します。二つ目に食品科学研究所が平成31年の1月に竣工します。また昨年、初めて三菱重工サーマルシステムズ(株)と共同研究講座の設置に関する契約を締結しました。。今後これらに関連して共同講座が複数立ち上がる予定です。設置、申請、準備といたしまして、平成31年度スタートのジョイントディグリー(国際連携専攻)4本立て、これは海外連携になります。それに医療者教育学修士課程というものが、今急にまとまり上がってきつつあるところです。それから総合経営学部(仮称)の準備が待っております。

 最後になりますが、これから大変忙しい一年になると思いますが、何よりも大事なのは来週1月13・14日のセンター試験です。その後、前期・後期試験、さらに推薦を挟んでというのが、大学にとって一番、社会的なミッションとして重要なところですので、まずそれに全力を注いでいただきたいと思う次第です。

 いろいろと申し上げましたが、今年1年間、また皆様方と力を合わせてよりよい岐阜大学に向けて進んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしく申し上げますとお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。


平成30年1月4日  
岐阜大学長 森脇 久隆  

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