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平成28年 新年互礼会 あいさつ

 明けましておめでとうございます。暖かい日が続き、皆様方におかれましても穏やかな新年を迎えられたことと拝察致します。

 さて,今年はいよいよ第2期中期目標・中期計画期間を終え第3期に入ります。第2期につきましては、皆様のおかげでおおむね順調な年度評価を頂き,同様の総括評価を期待しています。
 第3期に向けて岐阜大学は,国立大学法人の機能分類中「類型①」を選択し,『地域活性化の中核拠点』であると同時に『強み・特色のある分野で世界ないし全国的な教育研究を拠点として推進する』ことを宣言しました。『地域活性化の中核拠点』は「地(知)の拠点事業(COC)」とCOC+とが担い,岐阜大学全体の基盤を形成します。『強み・特色のある分野で世界ないし全国的な教育研究を拠点として推進する』取組としては生命科学/医薬獣研究開発分野,環境科学・次世代エネルギー研究開発分野,次世代金型・ものづくり研究開発分野,医学教育開発分野を挙げました。COC関連や各研究開発はいずれも,従来のプロジェクト型ではなく,組織を念頭に置き推進することになります。またこれらに加え第3期から第4期以降までを見据えた岐阜大学機能強化の取組として、それぞれ完成年度は2016年~2023年と異なりますが,横軸方向には理工系修士課程の改組,経営/マネジメント教育部門の立ち上げ,新教員組織の形成,縦軸方向には教職大学院の強化,教育学部の地域枠導入,多文化共生型による国際教養コースの設置,海外協定大学とのJoint Degreeプログラムの開始,岐阜県中央家畜保健衛生所・食品科学研究所のキャンパス内開設など、目白押しと言って良い状況です。岐阜大学の将来に向け教職員の皆さんに一層期待するところが大きくなっていきます。
 最後に,2016年度概算要求の状況をお知らせします。査定率にバラツキはありますが、財務省に対して要求されていた,要求区分・事項は全て認められ,削除項目はなく,一安心した次第です。各事項の期間は2016年から2021年までとまちまちですが,機能強化を行うとともに,先述のとおり併行して受け皿の組織を準備の上,円滑に移行させるという進め方が岐阜大学の将来にとって必須です。

 いずれに致しましても2016年が岐阜大学にとって新たな飛躍の年となるよう祈念し,新年のご挨拶致します。
 今年も一年何卒宜しくお願い申し上げます。

平成28年1月4日

森脇久隆

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