研究・産官学連携

学生支援GP「生涯健康を目指した学生健康支援プログラム」

「生涯健康を目指した学生健康支援プログラム
 -生涯健康教育の推進と健康支援の充実-」(平成19~22年度)

 岐阜大学は、生涯にわたり心身ともに健康で、社会で活躍する学生を送り出す責務を自覚し、これまで真摯に取り組んできたことを基盤に、「生涯健康教育」を中心課題として申請し、採択されました。

概要

(これまでの取組)
  岐阜大学は、学生憲章教育基本戦略に、学生の生涯健康教育と健康支援の重要性を明文化しています。これを受け、本学保健管理センターでは次のような業務を強化してきました。
 たとえば、健康診断の質を向上し、学生の様々な問題に個別指導を行ってきました。その中でも肥満や痩せの実態は深刻なことがわかってきました(図1)。また、学生に喫煙習慣をつけさせないため、キャンパスを全面禁煙にし、喫煙学生に対しては、ニコチンパッチを無料で配布しています。その結果、喫煙学生は確実に減少しています(図2)。
 さらに新入生全員に健康調査を行い、精神科専門医が個別に相談支援に応じています。


図1(拡大図参照)

図2(拡大図参照)

 (今後の計画)
 在学中から健康支援を続けることにより、将来の健康障害を予防できる可能性のあるものが多くあります(図3)。本プログラムは「生涯にわたる健康を守ること」を生涯学生支援の一環としてとらえ、社会に出る前の最後の健康教育チャンスとして、有効かつ効率的な支援を行っていきます。

 保健管理センターのアドバイスサポートにより、学生ラウンジをつくり、医療専門職・カウンセラー専門職員等が全学的な健康支援ネットワーク体制の充実に専念できる仕組みを実現します。この学生ラウンジには、学生支援の経験知が蓄積され、学生支援全体の継続的な質の向上につながることをめざします(図4)。

 さらに、本学の取り組みから、我が国の青年期の健康管理について情報発信できることもめざしています。青年期の適切な健康管理が、壮年期・中年期の健康増進を強化し、生涯医療費の削減や、QOL(Quality of Life , 人生の質や生活の質)の向上につながると確信しています。

詳細はこちら 生涯健康を目指した学生健康支援プログラム(PDF)


図3(拡大図参照)

図4(拡大図参照)

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