お知らせ

令和3年度「NITS・教職大学院等コラボ研修プログラム支援事業」特別支援学校管理職になる前の学びを支える職能研修を開発・実践しました

 岐阜大学教職大学院は、独立行政法人教職員支援機構(NITS)と共同で「NITS・教職大学院等コラボ研修プログラム支援事業」として全国初となる、特別支援学校の独自性に応じた学校管理職養成研修を開発しました。
 本研修は、岐阜県立全特別支援学校長や部主事の先生方の協力の下、学部経営に関する事前調査の結果を基にした講義と演習で構成されています。
 研修は2回にわたって実施し,第1回目となる8月18日(水)には、講義で「特別支援学校の学校経営」を学び、課題解決思考演習で「学部経営向上のための実践計画」を作成しました。第2回目の12月23日(木)には、第1回目の実践成果について交流し、部主事としての考え方や行動を明らかにしました。全体交流にて、グループ報告、討論したところ、各課題(①教育課程・授業づくり(小学部、中学部)②保護者との信頼関係構築(小学部、中学部)③地域と連携した教育(高等部))に共通して「障害のある子ども一人一人の教育を学部組織として推進する部主事の役割や、そのために必要な考え方や行動」が報告されていました。部主事として、学部経営ビジョンや計画を学部の教員に提示し、共有、実践、更新していくことの重要性が指摘され、積極的な学びとなりました。
 本成果は、 岐阜大学シンポジウム「インクルーシブ教育時代の学校管理職の育成」で公開する予定です。

グループ演習の様子
グループ演習の様子
全体交流の様子
全体交流の様子

2022.01.13

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