教育学部理科教育講座 仲澤和馬シニア教授が 「2020年度(第66回)仁科記念賞」受賞を学長に報告しました
令和3年1月15日(金)に,教育学部理科教育講座 仲澤和馬シニア教授が「2020年度(第66回)仁科記念賞」の受賞について学長に報告しました。
仁科記念賞は,故仁科芳雄博士の功績を記念して,わが国で原子物理学とその応用に関して優れた研究業績をあげた研究者を表彰するために1955年に創設され,毎年3件以内の研究業績が選ばれます。
今年度,仲澤シニア教授の「原子核乾板を用いたダブルストレンジネス原子核の研究」に対して,令和2年11月9日(月)に受賞が決まりました。仲澤シニア教授は,J-PARCの前身であるKEK12GeV陽子シンクロトロンとJ-PARCハドロン実験施設において,原子核乾板を用いた一連の実験を企画提案し推進してこられました。今回の受賞は,これら一連のダブルストレンジネス原子核の系統的研究が評価されたものです。
受賞報告の際,仲澤シニア教授は,研究内容や経緯について説明するとともに「大変名誉ある賞を受賞できて光栄です。更に解析を進め,次の世代のステップになるような成果が出せるところまで頑張りたいです。」と受賞の感想を述べました。森脇学長は「学長としてこのような報告を受けることができて,非常に嬉しいです。大学に閉じることなく,学問・研究領域として継承し,広めていくことが重要であり,今後もより一層研究に励んでいただきたいです。」と激励の言葉を述べ,別府教育学部長も「教育学部としても大変光栄なことです。このような素晴らしい研究を通じて学問の面白さを学生に伝え,そういった学生を岐阜県に輩出できるよう,今後も取り組んでいきます。」と述べました。
2021.01.21
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