お知らせ

岐阜大学基金「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」平成27年度派遣学生(2名)による報告会を開催しました

 本学は,岐阜大学基金の新たな奨学金として,昨年度(平成27年度)「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」を創設しました。本奨学金は,(株)バローホールディングス・中部薬品(株)からのご寄附により創設されたもので,本学の大学院生が海外の大学,研究機関及びこれに準ずる機関における単位修得や専門の研究を行うことを支援することを目的としています。
 2月21日(火)には,本奨学金を受け初めて派遣された,工学研究科博士前期課程2年の長瀬 春奈さんと紀平 一真さんの2名が,(株)バローホールディングスにおいて成果報告を行いました。

 長瀬さんは,米国国立衛生研究所(NIH)及び米国国立心肺血液研究所(NHLBI)へ約12ヶ月間留学し,「特定刺激で活性が誘起されるRNA分子の開発」をテーマに研究を行いました。報告会では,「今までの人生の中でも最も密度の濃い12ヶ月間を過ごせた。今回の学びを活かし,春からは連合創薬医療情報研究科で更に研究に取り組む」と語りました。
 紀平さんは,英国インペリアルカレッジロンドン及びドイツZentrum fur Sonnenenergie und Wasserstoff-Forschung(ZSW:太陽エネルギー・水素研究センター)へ約2ヶ月間留学し,「ナノグラフェン構造に対するタイドバインディング模型と再帰的グリーン関数法の研究」をテーマに研究を行いました。報告会では,「研究のみならず,コミュニケーション能力も磨くことができた」と語りました。

 岐阜大学基金では,今後も学生の様々な挑戦をサポートする取組を続けていきます。

報告の様子
(左から)長瀬さん,
  (株)バローホールディングス代表取締役会長兼社長 田代正美氏,
  紀平さん

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2017.03.01

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