研究成果

分子機械の集団運動制御に世界で初めて成功 ~省エネルギーな小型デバイスの実現に大きく前進~

 岐阜大学工学部応用物理コースの新田高洋准教授は,北海道大学,東京工業大学,コロンビア大学と共同で,自走する約1億個の分子機械の集団運動を,単純な物理刺激で制御することに成功しました。
 本成果は,省エネルギーな小型デバイスの実現を前進させるだけでなく,共同研究グループが開発してきた分子群ロボット制御への応用も期待されます。
 本研究成果は,2019年10月4日(金)公開のアメリカ化学会刊行ACS Nano誌に掲載されました。

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外部刺激による分子機械の集団運動制御のイメージ図

本研究成果のポイント

  • 物理的な刺激を加えることで,自走する約1億個の分子機械の集団運動の制御に成功。
  • 分子機械の行動パターンは変調可能で,自己修復する機能も有する。
  • 省エネルギーな小型デバイスの実現や分子群ロボットの制御への応用に期待。

詳しい研究内容について

分子機械の集団運動制御に世界で初めて成功
   ~省エネルギーな小型デバイスの実現に大きく前進~

論文情報

  • 雑誌名:ACS Nano(アメリカ化学会の専門誌)
  • 論文名:Adaptation of Patterns of Motile Filaments under Dynamic Boundary Conditions
         (動的境界条件下における運動性フィラメントのパターン適応)
  • 著 者:
     井上大介1,Greg Gutmann2,新田高洋3,Arif Md. Rashedul Kabir1,小長谷明彦2,徳楽清孝4,
     佐田和己1,Henry Hess5,角五 彰1
    1北海道大学大学院理学研究院, 2東京工業大学情報理工学院, 3岐阜大学工学部応用物理コース,
     4室蘭工業大学大学院工学研究科,5コロンビア大学医用生体工学部)
  • DOI:10.1021/acsnano.9b01450

【関連リンク】

2019.10.10

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