研究成果

桑田 シニア教授(連合創薬医療情報研究科)らが,プリオン病の原因となるプリオンの異常構造化を防ぐ化合物を設計・合成!

 大学院連合創薬医療情報研究科 桑田一夫シニア教授らの研究グループは,プリオンの立体構造を核磁気共鳴装置(NMR)で原子レベルで解析し,正常プリオンと結合することで異常構造への変換を防ぐ化合物MC(molecular chaperone, 分子シャペロン)を設計・合成しました。
 本研究成果は,2019年2月11日付で"Nature Biomedical Engineering"に掲載されました。

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NMRで測定した、プリオンとMCの合成の
摂動残基マップ。MCは青色で示されている。

本研究成果のポイント

  • プリオンの立体構造解析と異常構造化を防ぐ化合物の設計・合成
  • MCを投与し,マウスとサルでプリオン病の進行遅延や症状改善を確認

詳しい研究内容について

プリオン病の原因となるプリオンの異常構造化を防ぐ化合物を設計・合成
   マウスとサルでプリオン病の進行遅延や症状改善を確認

論文情報

  • 雑誌名:Nature Biomedical Engineering (2019)
  • 論文名:A designer molecular chaperone against transmissible spongiform encephalopathy slows disease progression in mice and macaques
    (伝染性海綿状脳症に対するデザイナー分子シャペロンがマウスおよびマカクの疾患進行を遅らせる)
  • 著 者:Keiichi Yamaguchi, Yuji O. Kamatari, Fumiko Ono, Hiroaki Shibata, Takayuki Fuse, Abdelazim Elsayed Elhelaly, Mayuko Fukuoka, Tsutomu Kimura, Junji Hosokawa-Muto, Takeshi Ishikawa, Minoru Tobiume, Yoshinori Takeuchi, Yutaka Matsuyama, Daisuke Ishibashi, Noriyuki Nishida & Kazuo Kuwata
  • DOI:https://doi.org/10.1038/s41551-019-0349-8
  • 掲載日::2019年2月11日付(現地時間)

2019.02.27

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