岐阜大学大学院医学系研究科 加藤善一郎教授が マンガ 脱・「不登校」を出版

岐阜大学大学院医学系研究科 加藤善一郎教授は,附属病院を中心に発達障害と不登校についての診療を続けていますが,不登校に関する物語と診断・治療の解説・学校との連携・進学のアドバイス等に関する内容を掲載したマンガ 脱・「不登校」を2018年11月7日(水)に刊行しました。
「不登校」を克服する最も大切な鍵として,お子さんの「だいじょうぶ感」という新たな視点が提示され,さらに親自身の「だいじょうぶ感」の再確認の重要性,ネットコントロールなども解説され,予防にも役立つマンガとなっています。
研究者
加藤 善一郎 教授(岐阜大学大学院医学系研究科)
書籍について

臨床医としての経験と,研究などを通して培ってきた,「生きている」ということへの理解を生かしながら,発達障害・不登校の臨床と地域連携を進めています。家族の大きな危機でもある「不登校」をいかに理解し,いかに対応すべきか,ひとりの親・ひとりの小児科医として,患者さん・家族・学校の先生達と,一人ひとりに合った対応を模索している毎日です。
「登校しないこと」そのものは,必ずしも悪いことばかりではありませんし,そう決断したことで初めて得られるものもあります。しかし,皆さんがお困りの,いわゆる「不登校」というものは,本人・家族だけではどうしたらいいかわからず,袋小路に迷い込んでしまう側面が多いものです。皆さんと一緒に考え協力していくことで,こども達を取り巻く状況を,少しでも改善していければと期待しています。
タイトル: マンガ 脱・「不登校」
起立性調節障害(OD)克服と「だいじょうぶ感」をはぐくむ
著 者: 加藤 善一郎(岐阜大学大学院医学系研究科)
出 版 社 : 学びリンク
定 価: 1,200 円+税
詳細は こちらから