お知らせ

岐阜市長と愛知県あま市長が社会教育士養成課程講義の学生企画を視察しました

 7月18日(土)、岐阜市の柴橋正直市長と、愛知県あま市の八島堅志市長が、社会教育士養成課程(全学共通教育)授業「学習者の特性と支援方法」の視察のために本学を訪れました。
 本授業は、社会教育・生涯学習の現場において学習者の特性に応じた支援ができる人材の育成を目指しています。学生は、学習に関する基礎的知識やファシリテーションの技法を学ぶとともに、小中学生を対象とした講座を自ら企画・実施することで、実践的な力を身につけます。
 当日は、学生たちが企画した体験型講座「知的探求部~かみひこうき編~ 君たちはどう飛ばすか!」を岐阜大学内講義室にて開催しました。本講座は、大学生と一緒に楽しく紙飛行機をつくることを通して、学校や学年を超えて交流し、他者の考えを取り入れ試行錯誤しながらよりよいものを生み出していくことを経験し、挑戦し続けることの大切さを体験的に学ぶことをねらいとしています。対象は小学校3年生から中学校3年生で、当日は25名の子どもたちが参加しました。
 大学生の進行のもと、子どもたちは折り方や材料に工夫を凝らしてオリジナリティあふれる紙飛行機を作成し、より遠くまで飛ばすための改良を重ねました。開始直後には飛距離の伸び悩む紙飛行機が多く見られたものの、子どもたちが互いの工夫を共有していくことで、次第に飛距離も伸びていきました。
 参加した子どもたちからは、「いろいろ改良していたら遠くまで飛ぶものができてよかった」「失敗しても何度も作れるから楽しかった」「みんなとできてうれしかった」といった感想が寄せられ、挑戦する楽しさや仲間と学ぶ喜びを実感している様子がうかがえました。
 柴橋市長と八島市長からは、学生たちが真剣に検討を重ねたことで、子どもたちが互いに助け合いながら、楽しく試行錯誤できる学びの場を実現している点を高く評価いただきました。

 講座終了後には、両市長と地域連携推進本部地域協学センターの岩澤センター長、益川教授による懇談が行われました。人口減少や高齢化が進む中、大学生をはじめとする若者が地域住民と双方向的に関わっていくことは、地域のにぎわいを生み出すとともに、学生自身の学びの深化にもつながるとの意見が交わされました。
 また、両市長からは、地域活性化に教育の視点を取り入れ、若者の力や発想をまちづくりに生かすためにも、自治体と大学との連携を一層深め、学生が地域のさまざまな世代をつなぐ役割を担える活躍の場を広げていきたいとの考えを示されました。

 岐阜大学社会教育士養成課程では、自治体や企業との連携を通して、今後も社会教育・生涯学習および地域学校協働活動の一層の推進と充実に取り組んでいきます。

画像
企画を説明する学生たち
画像
自作した紙飛行機を飛ばす子どもたち

画像
講座の様子を視察する柴橋市長、八島市長
画像
懇談の様子(左から岩澤地域協学センター長、柴橋市長、八島市長、益川教授)