お知らせ

岐阜大学基金学長特別表彰贈呈式を実施しました

 12月11日(木)に岐阜大学基金学長特別表彰の贈呈式を実施しました。
 この表彰制度は、2023年10月に岐阜大学基金を活用して新設されたもので、教職員および学生等を対象に、国内外で国際的な評価や権威ある賞を受賞し、本学の名誉を著しく高めたと認められる場合に表彰するものです。今回が5件目の贈呈となります。
 このたび、本学学生チーム「iGEM Gifu」は、長浜バイオ大学と「Japan Scinet」を結成し、10月28日から31日にフランス・パリで開催された世界最大級の合成生物学大会「iGEM 2025 Grand Jamboree*」に参加しました。同チームは、野菜や果物の廃棄削減に向けた合成生物学的アプローチをテーマに、鮮度保持・腐敗防止・安全性の可視化を同時に実現する革新的かつ実用性の高いシステムを提案しました。技術面のみならず、社会実装を見据えたHuman Practices活動においても高い評価を得て見事に金賞(Gold Medal)を受賞し、本学の名誉を著しく高めたことから、今回の贈呈となりました。
 贈呈式では、学長から「皆さんの活躍は岐阜大学の誇りです。このすばらしい取組を後輩たちにも引き継いでください」との言葉があり、学生からは「今回の取組が今後のiGEMの挑戦に貢献できたら嬉しいです。」とのコメントがありました。

 岐阜大学は、「キャンパスまるごと共創型社会実装大学」への変革を目指し、戦略的な取組を進めてまいります。

* iGEM 2025 Grand Jamboree:
世界最大級の合成生物学の国際大会で、学生主体の研究プロジェクトを発表している。遺伝子や細胞を「部品」として組み合わせ、新しい機能を持つ生物システムを設計・構築する研究を競う。研究成果だけでなく、倫理的配慮、社会実装、教育活動なども評価対象となっている。


表彰の様子
集合写真