県内の高校生らが制作した超小型人工衛星「らいちょう」が宇宙へ飛び立ちました
岐阜大学を中心に、県内の工業高校や企業が協力して、超小型人工衛星の制作に取り組んだ「ぎふハイスクールサット(GHS)プロジェクト」。その1号機となる「GHS-01『らいちょう』」が8月24日、無事に宇宙へ飛び立ちました。
当日は、工学部附属宇宙研究利用推進センター主催により、OKB岐阜大学プラザ、パブリックビューイング会場の歴史未来館(笠松町)、発射場のあるフロリダ州(アメリカ)を同時中継する打ち上げ応援イベントを開催しました。イベントの様子はYouTubeでライブ配信しました。
日本時間15時45分に、ジョン・F・ケネディ宇宙センターから、「らいちょう」を載せたSpace X社のロケット「Falcon 9」が宇宙へ飛び立つ姿が画面へ映し出されると、各会場へ集まった本学関係者、岐阜県関係者、地元高校生、OB・OG、企業関係者などから大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
吉田学長から、本プロジェクトの参加者に対して「多くの方々のご尽力、ご支援があってこの日を迎えられたことを本当に嬉しく思います。『らいちょう』とともに、皆さんの思いと努力も載せたロケットが宇宙に向かって飛び立っていった様に、皆さんも将来の夢に向かって進んでいって欲しいと思います」と、激励のコメントが述べられました。
今後、らいちょうは国際宇宙ステーション(ISS)・日本実験棟「きぼう」から高度約400kmの軌道へ投入される予定です。放出時にもイベントの開催を予定しておりますので、詳細は本学及び工学部附属宇宙研究利用推進センターの公式サイトにて随時お知らせします。

