能楽ワークショップ(日本文化ワークショップ)を開催しました
7月9日(水)、日本語・日本文化教育センターは、能楽(能・狂言)ワークショップを開催しました。今回のワークショップには、6月から本学に留学しているサマースクール参加学生を含む約50名が参加し、日本の伝統文化を堪能しました。
センターでは、2005年度からプロの能楽師を招いてワークショップを開催していますが、今年は、能の講師として観世流シテ方の味方團先生と田茂井廣道先生、狂言の講師として、大蔵流狂言方の茂山忠三郎先生と山口耕道先生の計4名をお招きしました。
ワークショップでは、仕舞「岩船」の実演を皮切りに、能楽の歴史、謡「高砂」の稽古、能と狂言の面(おもて)の違い、能楽の楽器、狂言の「笑い」と「泣き」の表現、狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」と能「安達原」の鑑賞、能装束の特徴など、参加者は充実した学びの時間を過ごしました。また、日本語が堪能ではない参加者を念頭に、英語を交えた説明が行われました。
普段なかなか触れることができない本物の「能」「狂言」を体験する貴重な機会となりました。参加者の満足度も高く、アンケート結果は、非常に良好でした。
岐阜大学は今後もこのような文化交流の場を積極的に提供していきます。

能と狂言の面の違い

能楽で使用する楽器

能装束の着付け

集合写真

