「ISO14001内部環境監査員養成研修」修了証書授与式を行いました
11月21日(木)に「ISO14001内部環境監査員養成研修」修了証書授与式(オンライン併用)を、吉田学長、杉山副学長(環境対策室長)、統括環境管理責任者の椎名教授(応用生物科学部)ら列席のもと行いました。今年度は岐阜大学と名古屋大学の学生15名に修了証書を授与しました。
本学は平成15年に地域科学部で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を認証取得し、その後附属病院を除く全学で認証を取得しています。また、平成23年から毎年、教職員と学生による内部環境監査を行い、環境パフォーマンスの向上に努めています。さらに今年度からは、岐阜大学の学生に加え、連携開設科目※「マネージメント論(マネジメントシステムと監査)」を履修している名古屋大学の学生も参加しました。
内部環境監査は、本学の環境マネジメントシステムがISO14001の規格に沿って運用されているかを学内の監査員が確認するものです。学生は教職員とともに同規格の概要や監査の実施手順について学内外の講師による研修を受けたうえで、実際に内部環境監査に監査員として参加し、学生ならではの視点で監査を行いました。
授与式では、吉田学長から本研修を修了した学生に修了証書を手渡し、「今回の内部環境監査では岐阜大学・名古屋大学の学生から多くの意見が出され、充実した内容の監査となったと思う。内部環境監査を通して気づいたことを、将来のキャリアパスにも活かしてほしい」と激励しました。
その後の意見交換で、学生は「監査を通して、岐阜大学の環境への取り組みを知ることができて良かった」「研修や監査で学んだことを今後日常生活でも活かしていきたい」と話し、積極的に意見を交わしました。
岐阜大学は今後も環境教育と実践の場を提供し、学生たちが地域や社会に貢献できる人材へと成長するための支援を続けていきます。
※連携開設科目:他大学と本学が連携して開設する科目のことです。名古屋大学の学生は、岐阜大学で開講される連携開設科目を受講することができます。