岐阜北高校で探求人ガイダンス「環境報告書を読んでみよう」を実施しました
2024年9月9日(月)、岐阜県立岐阜北高等学校にて、岐阜大学・名古屋大学で環境活動や環境報告書の制作に携わる学生や教員ら11名が、高校生を対象とした探求人ガイダンス「環境報告書を読んでみよう」を実施しました。このガイダンスは、環境報告書を通じて高校生に環境問題への関心を高めてもらい、岐阜大学や名古屋大学での環境活動や教育研究について知ってもらうことを目的として開催しています。
東海国立大学機構の環境報告書は、岐阜大学と名古屋大学の学生及び教職員を中心とした編集委員が企画・編集を行い、両大学の環境に関する教育・研究・社会貢献活動について紹介しています。今回のガイダンスでは、学生編集委員が携わった学生企画や研究室インタビューなどの活動を中心に紹介しました。また、岐阜大学環境サークルG-ametの生物多様性保全・自然再生を目的とした「鷭ヶ池再生プロジェクト」の一環で実施する、池の水を抜いて水質を改善させる「かいぼり実験」などの取り組みについて紹介しました。さらに、名古屋大学環境サークルSong of Earthが開催する、卒業生から家具や家電を譲り受けて新入生へ譲渡しリユースを促進するイベント「下宿用品リユース市」についても紹介しました。高校生からは、学生が取り組む活動などについて質問が寄せられ、環境活動に対する関心の高さがうかがえました。
ガイダンス全体を通じて、高校生たちが岐阜大学や名古屋大学の取り組みに触れ、大学での環境活動への興味を引き出す良い機会となりました。
今後も岐阜大学は、地域や次世代との連携を深め、持続可能な社会の実現に向けた教育・研究活動を積極的に推進していきます。