本学日本語・日本文化教育センター（日文センター）は、2024年5月29日（水）、日文センター和室において、ユネスコ無形文化遺産であり国重要無形民俗文化財に指定されている「郡上踊り」のワークショップを開催しました。当日は、アメリカ、インド、韓国、タイ、中国、フランス、ベトナム、ポーランドからの約30人の留学生が参加し、日本の伝統文化を体験しました。
　留学生たちは、ワークショップの始まりに先立ち、美濃市の着付けグループの方々に浴衣の着付けをしてもらいました。色とりどりの浴衣を身に着け、皆嬉しそうに浴衣姿を楽しんでいました。
　ワークショップでは、郡上市から3名の講師をお招きし、郡上踊りの代表的な2曲「かわさき」と「春駒」を教わりました。留学生たちは、手の動きや足の動きを丁寧に学び、真剣に取り組みました。休憩時間の間も友だち同士で教え合うなど練習に余念がなく、その熱意と上達ぶりは講師の方々を驚かせるほどでした。ワークショップ最後には、楽しくそして真剣に踊った留学生6名が選ばれ、郡上ゆかりの記念品が手渡されました。このワークショップは、留学生にとって日本や岐阜の文化を感じる貴重な機会となりました。
　岐阜大学は今後もこのような文化交流の場を積極的に提供していきます。