令和6年3月25日（月）、長良川国際会議場において、令和5年度岐阜大学流域水環境リーダー育成プログラム修了証書授与式を執り行いました。今年度は、博士課程に在籍するSU HAONINGさん、SRI ANGGREINIさんの2名が本プログラムを修了しました。
　本プログラムは、アジア・アフリカ諸国が直面する水質・水資源・生態などの流域水環境に関わる様々な問題を多角的な視野で的確に理解し、戦略的な解決策と発生防止策を設計・施行する環境リーダーを養成することを目的としています。平成21年度からのプログラム実施以来、今年度を含めて計248名が修了し、アジアなど世界各国で環境リーダーとして活躍しています。
　授与式では、吉田学長、プログラム統括委員会委員長である山田副学長、同委員である王副学長、小山グローカル推進機構長、李プログラム推進室長兼流域圏科学研究センター長、推進室メンバー出席のもと、修了生に修了証書を授与しました。吉田学長は修了生に向けて「プログラムの修了生として、岐阜大学で学んだこと、経験したことを活かして、主役となって活躍することを心から期待している」と激励し、「修了後も指導教員と緊密な連絡を取り合い、岐阜大学との交流を継続していってください」と期待を寄せました。
　修了生のSUさんからは「修了後は岐阜大学に残り、研究成果を上げながら、母国で教員としての就職活動を行いたい」、SRIさんからは「母国の大学で教員として新たなスタートを切りますが、岐阜大学と交流を継続し深めていきたい」とそれぞれ答辞を述べました。
　今後も岐阜大学は、本プログラムの修了生たちが世界各国で活躍し、持続可能な地球環境に向けて貢献していくことを期待しています。