11月7日（火）に「ISO14001内部環境監査員養成研修」修了証書授与式を，吉田学長，杉山副学長（環境対策室長），統括環境管理責任者の小林教授（工学部）ら列席のもと行い，今年度は23名の学生に修了証書を授与しました。
　本学は平成15年に地域科学部で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を認証取得し、その後順次認証範囲を拡大し、平成25年に附属病院を除く全学で認証を取得しています。また、平成23年からは毎年職員と学生によるISO14001内部環境監査を行い、環境パフォーマンスの向上に努めています。
　内部環境監査は，本学の環境マネジメントシステムがISO14001の規格に沿って運用されているかを学内の監査員が確認するものです。学生は教職員とともにISO14001の規格の概要や監査の実施手順について学内外の講師による研修を受けたうえで，実際に内部環境監査に監査員として参加し，学生目線で監査を行いました。
　授与式では，学長から本研修を修了した学生一人ひとりに修了証書を授与しました。その後の意見交換で，学生は「内部環境監査を通して，岐阜大学の環境への配慮や意識の高さを知ることができて良かった」と話しました。
　学長からは「大学の内部環境監査に携わったことは，みなさんにとって良い経験になったと思う。世の中がSDGsの達成に向け取り組んでいるなか，ぜひこの経験を活かして，社会に出てからも環境やSDGsについて考えリードしていってほしい」と激励の言葉が贈られました。
　研修を終えた学生たちの今後の更なる環境配慮活動に期待しています。