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令和5年度NITS・岐阜大学教職大学院コラボ研修 「通常学級を支える校長の特別支援教育マネジメント研修」を開催しました

 令和5年8月22日(火)、独立行政法人教職員支援機構(NITS)とコラボレーションし、「通常学級を支える校長の特別支援教育マネジメント研修」をオンラインで開催しました。
 近年、すべての子ども達の可能性を引き出す「令和の日本型学校教育」を実現するために、校長先生のリーダーシップやマネジメント力の向上が求められています。とくに通常学級には、知的発達に遅れはないものの、学習面や行動面に著しい困難を示す子どもが8.8%在籍しています。そのため、今後の学校経営においては、こうした子どもを支えるための環境を整備していくことが喫緊の課題です。
 そこで、岐阜大学教職大学院では、岐阜県教育委員会、岐阜県小中学校長会、本巣市教育委員会、垂井町教育委員会のご協力のもと、「通常学級を支える校長の特別支援教育マネジメント研修」を開発し、研究協力者の校長先生20名に受講していただきました。
 第1部の県教委、校長会とのクロストークでは、「通常学級の特別支援教育を支える環境整備」を考えました。第2部のグループワークでは、「教育支援」、「授業支援」、「人材育成」のテーマ別で、各グループが自校の充実策を検討し、「通級指導担当教員や特別支援教育コーディネーターの適任者がいない」と嘆くのではなく、そうした人材を「どう生み出すか」など前向きな視点での発表がありました。
 本研修を通じて、人材や体制整備が不足する中でも、校長先生が明確なビジョンを示すことで、通常学級を支える校内体制や外部連携等の充実策を見いだせることが明らかになりました。
 今後、本研修で検討した充実策を実践し、12月のフォローアップ研修で実践成果を発表・検証し、その成果の要因を明らかにします。

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オンライン研修の様子

2023.08.30

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