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日本語・日本文化研修留学生の修了論文発表会を開催しました

 本学日本語・日本文化教育センターは、2023年8月6日(日)、日本語・日本文化研修留学生(以下「日研生」)による修了論文発表会を対面・オンライン併用で開催し、学内外から約30人の参加がありました。今年の日研生は第22期生で、タイ、中国、ベトナムから本学に留学している5人が発表を行いました。
 日研生は、毎年10月から翌年8月までの約1年間、大使館推薦や大学推薦の国費外国人留学生として、また学術交流協定校からの交換留学生として本学に留学し、主に日本語と日本文化について学びます。そして、その集大成として最後に修了論文を執筆します。論文のトピックはそれぞれの留学生が興味のあるものを選び、教員の指導と本学の日本人学生が務める論文チューターのサポートを受けながら論文を完成させます。今期の日研生は、日本と自国の文化の類似点と相違点を、それぞれがユニークな切り口で調査・分析・考察し、力を込めて論文を書き上げました。発表会では、パワーポイントを使用しながら日本語で堂々と発表しました。発表後の質疑応答では、海外の視聴者からの発言もあり、国境を越えた意見交換ができました。
 日研生は、8月24日(木)に行われる修了式に出席し、帰国後は、それぞれが所属する大学に復学し勉学に励みます。修了生の中には、本学や他大学大学院への留学、日本での就職のため再来日する学生が多数います。成長した彼らとの再会を楽しみにしています。

【発表者及び題目(発表順)】
○李 巧珍(リ コウチン・中国)
「「方言コスプレ」についての考察 ―日中若年層の「方言コスプレ」実態調査に基づいて―」
○ホー ティ ニュ ホアン(ベトナム)
「日本の「おもてなし」 ―在日ベトナム人に対するアンケート調査から―」
○王 雪桐(オー セツトー・中国)
 「「忌み言葉」に対する若者意識の考察 ―日本と中国の比較を中心に―」
○チウサクル スパスタ(タイ)
「「推し活」に費やすお金と幸福度の関係  ―日本とタイの「推し活」の比較―」
○劉 思然(リュウ シゼン・中国)
「日中両国の教育実習の比較研究 ―岐阜大学の教育実習を中心に―」

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「推し活」についての発表
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教育実習についての発表
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対面会場の様子
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発表会終了後の集合写真
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2023.08.09

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