日本語・日本文化教育センター 郡上踊りワークショップを開催しました
本学日本語・日本文化教育センター(日文センター)は、2023年5月17日(水)、日文センター和室において、昨年11月にユネスコ無形文化遺産に認定された、国重要無形民俗文化財の「郡上踊り」を学ぶワークショップを開催しました。当日は約20人の留学生が参加しました。このワークショップは、2012年から2019年まで毎年開催し、コロナ禍では中断を余儀なくされていましたが、4年ぶりに開催することができました。
ワークショップが始まる前に、美濃市の国際交流支援グループ「せぴあ会」の方々に浴衣を着付けしてもらいました。インドネシア、ガーナ、韓国、タイ、中国、フランス、ベトナム、ベルギーの留学生たちは、色とりどりの浴衣を前に、どれを着ようか嬉しそうに迷っていました。
ワークショップには、郡上踊り保存会囃子部・同 口明方囃子部の遠藤光生氏、熊澤里重氏を講師としてお招きしました。 最初に郡上市や郡上踊りの概要についての説明があり、その後、郡上踊りの中で代表的な曲「かわさき」と「春駒」の2曲の踊りを習いました。
ほとんどの留学生は初めて郡上踊りを体験しましたが、1時間半のワークショップを通して講師も感心するほど上達しました。同じ側の手足を動かす独特の動作に苦戦する留学生もいましたが、「上手下手ではない、笑顔で楽しく踊ることが一番大切」という講師の言葉に励まされて、それぞれがのびのび踊ることができました。最後には、楽しくそして真剣に踊った留学生10名が講師によって選ばれ、岐阜ゆかりの賞品が手渡されました。留学生にとって、日本や岐阜の文化を感じる貴重な機会となりました。


2023.05.23
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