岐阜大学基金「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」派遣学生による報告会を開催しました
本学は、平成26年度から株式会社バローホールディングスおよび中部薬品株式会社からのご寄附により「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」を行っています。本奨学金は、本学の大学院生が海外の大学や研究機関およびこれに準ずる機関における単位修得や専門の研究支援を目的としています。
令和5年3月13日(月)には、本奨学金を受けて令和4年10月30日から令和5年1月27日までアメリカのテキサス大学オースティン校に派遣された、大学院自然科学技術研究科1年の伊藤百音さんが、バローホールディングス人材開発センター嫩葉舎(どんようしゃ)において成果報告を行いました。
伊藤さんは、自身の研究である「電子的性質を制御した新規二座配位子の合成と遷移金属触媒反応への応用」について、多数の知見を有するKrische研究室で触媒反応のノウハウや技術を学び、現地での研究から得た学びや生活状況などを田代バローホールディングス代表取締役会長兼CEOに報告しました。
田代会長兼CEOからは「日本で最も重要なものは"人材"であり、海外での多くの貴重な体験を活かすとともに、今後は海外への挑戦も続けていただきたい」と言葉がかけられました。
岐阜大学基金では、今後も学生の様々な挑戦をサポートする取組を続けていきます。