COP27で地方創生エネルギーシステム研究センターがセミナーを開催しました
本学地方創生エネルギーシステム研究センターは、11月8日、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議COP27(開催地:エジプトのシャルムエルシェイク)において、セミナー"Aiming for Environmental Friendly and Carbon Neutral System of Desalination and Water Treatment(環境に配慮したカーボンニュートラルな造水及び水処理システムを目指して)"を開催しました。
上宮成之センター長の挨拶と同センターの研究活動紹介に続き、石川薫元在エジプト日本大使がナイル川の汚染問題と両国連携による浄化活動の成功事例を紹介し、同センタープロジェクトマネージャーのDr. Maria R. H. Takeuchiは官学連携プロジェクトの問題点と目標達成のためのリーダーシップについて講演しました。続いてエジプトSouth Valley大学のDr. Khaled Ali Mohammed Ali はエジプトの現状と水問題の原因について、板谷義紀前センター長はカーボンニュートラルな海水淡水化システムについて、京都大学エネルギー理工学研究所の大垣英明教授は環境に配慮したファインバブルを用いた水処理について講演しました。
海外の参加者からはセミナー資料配布の依頼が、日本の参加者からは日本国内で日本語による開催の依頼があり、アカデミアだけでなく、世界中の様々な分野の人々に発信したいと考えています。
当日の講演の様子は関連リンクからご覧になれます。