お知らせ

「缶サット甲子園2022岐阜地方大会」を開催しました

 岐阜大学地域協学センターと工学部は、8月28日(日)、岐阜県と岐阜大学が実施する「ぎふ宇宙プロジェクト研究会(座長:岐阜大学 吉田和弘学長)」の宇宙人材育成部門の基盤プロジェクト「宇宙工学講座」のデザイン実践プログラムである「缶サット甲子園2022岐阜地方大会」を岐阜大学で開催しました。
 缶サット甲子園とは、空き缶サイズの模擬衛星(缶サット)を高校生や3年生までの高専生が製作し、モデルロケットで高度約100mまで打ち上げられた後に分離降下させ取得したデータを分析・考察し、その結果を事後にプレゼンテーションするものです。第10回記念の今大会には4校5チーム(1チームのオープン参加を含む)が参加してそれぞれ成果を競いました。今大会では、近年のJAXA小惑星探査機「はやぶさ2」やNASA火星探査等の探査ミッションの活発化を背景に、単に降下中のデータ取得を目的としたものに留まらず、着陸後のサンプル収集や着陸姿勢の最適化に各チームが積極的にトライするなど、より実際の惑星探査技術を意識した野心的なミッションが目立ち、10年間の大会を通じた宇宙工学への意識の高まりを感じさせる大会となりました。
 審査の結果、昨年度の全国大会優勝チームである岐阜工業高等専門学校チームが岐阜地方大会3連覇を達成しました。また、オープン参加した岐阜高等学校Bチームは、1年生だけのチームながら降下・データ取得をしっかりと成功させ、「オープン参加工学部長賞」を特別に受賞するなど、岐阜地方大会のレベルアップが顕著となった大会となりました。
 今後、岐阜大学教員を中心に全国大会に向けた出場チームの指導・サポートを進めていきます。

吉田学長の開会挨拶
吉田学長の開会挨拶
事前プレゼンテーションテーションの様子
事前プレゼンテーションテーションの様子
打ち上げ試験の様子
打ち上げ試験の様子
事後プレゼンテーション審査の様子
事後プレゼンテーション審査の様子
優勝した岐阜高専チーム
優勝した岐阜高専チーム

2022.09.12

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