お知らせ

Webセミナー「専門職養成における発達障害者支援〜医療者教育で必要な支援を考える〜」を実施しました

 本学保健管理センター及び医学教育開発研究センターは、9月4日(日)、Webセミナー「専門職養成における発達障害者支援〜医療者教育で必要な支援を考える〜」をオンラインで開催しました。本セミナーは、熊本保健科学大学、藤田医科大学、鈴鹿医療科学大学、福井大学、名古屋大学学生支援本部の協力及び独立行政法人日本学生支援機構の後援を受けて実施したものであり、全国の発達障害学生支援に携わる大学関係者、障害者支援団体等約140名が参加しました。
 岐阜大学保健管理センター 堀田亮准教授から、これまでの発達障害学生支援に係る本学の取組紹介及び企画趣旨説明の後、5名の話題提供者が登壇し、嶋田かをる客員教授(熊本保健科学大学)からは、臨床検査技師養成におけるテクニカルスタンダードを意識した学外実習指導者への啓発に関して、藤江里衣子講師(藤田医科大学)からは、発達障害のある学生に対する学習支援の取組、綾野眞理准教授(鈴鹿医療科学大学)、栗田智未講師及び前川伸晃氏(共に福井大学)からは、大学における発達障害学生支援の現状と課題について事例解説がありました。その後の参加者も交えた全体討議では、非常に多くの質問や意見が出され、活発な議論が展開されました。
 本会は、発達障害者が医療者としての資質水準を満たした上で医療現場に入職し、活躍できる社会を作るために必要な支援とは何かを考える機会となりました。今回は医療領域に特化しての開催であったが、今後も様々な切り口からこのセミナーを継続開催することにより、支援者及び教育者の知識と理解を深め、発達障害又はその特性のある学生の支援及び支援体制作りが発展することを期待します。

2022.09.08

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