お知らせ

2022年度 日本語・日本文化研修留学生の修了論文発表会を開催しました

 本学日本語・日本文化教育センターは、8月7日(日)、日本語・日本文化研修留学生(以下「日研生」)による修了論文発表会を対面・オンライン併用で開催し、学内外から約30名の参加がありました。今年の日研生は第21期生でタイ、中国、ベトナムから本学に留学している3人が発表を行いました。
 日研生は、毎年10月から翌年8月までの約1年間、大使館推薦や大学推薦の国費外国人留学生として、また学術交流協定校からの交換留学生として本学に留学し、主に日本語と日本文化について学び、その集大成として修了論文を執筆します。論文のトピックはそれぞれの留学生が興味のあるものを選び、教員の指導と本学の日本人学生が務める論文チューターのサポートを受けながら論文を完成させます。
 昨期に引き続き今期の日研生も、新型コロナウィルス感染症の影響で来日が遅れ、3月下旬にようやく来学できた学生もいました。留学期間の短縮という困難にもかかわらず、日本と自国の文化の類似点と相違点を、それぞれがユニークな切り口で調査・分析・考察し、力を込めて論文を書き上げました。発表会では、パワーポイントを使用しながら日本語で堂々と発表を行いました。発表後の質疑応答では論文の内容のみならず、そこから発展したやり取りもあり、温かく楽しい会となりました。
 日研生は、8月25日(木)に行われる修了式に出席し、帰国後は、それぞれが所属する大学に復学し勉学に励みます。修了生の中には、本学や他大学大学院への留学や、日本での就職のため再来日する学生が多数います。成長した彼らとの再会を楽しみにしています。

【発表者及び題目(発表順)】

  • 郭 雨杭カク ウコウ(中国)
    「岐阜地域のモーニングに関する一考察」
  • グエン、フー タイ サン(ベトナム)
    「カラオケと人間関係 ―だれと行くか、ひとりで行くか―」
  • チャーターウェーテー、ラミター(タイ)
    「『口』にまつわることわざ ―日本とタイのことわざの比較から見えてきたこと―」
モーニングについての発表
モーニングについての発表
カラオケについての発表
カラオケについての発表
ことわざについての発表
ことわざについての発表
発表会終了後の集合写真
発表会終了後の集合写真

2022.08.12

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