お知らせ

「留学生と日本人学生のための能楽(能・狂言)ワークショップ」を開催しました

 本学グローカル推進機構 日本語・日本文化教育センター(以下、「日文センター」という)は、7月27日(水)に「留学生と日本人学生のための能楽(能・狂言)オンラインワークショップ」を開催しました。日文センターでは、2005年度からプロの能楽師をお迎えして能楽(能・狂言)ワークショップを行っています。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、一昨年度は録画で、昨年度はオンラインで実施しましたが、今年度は対面とオンラインを併用した形式で開催しました。対面・オンライン併せて約40名の参加がありました。
 講師として観世流シテ方の 味方みかた まどか先生 および 田茂井たもい 廣道ひろみち先生(以上能の講師),大蔵流狂言方の茂山しげやま 忠三郎ちゅうざぶろう先生 および 小斉平こさひら 真路しんじ先生(以上狂言の講師)の計4名を、日文センター和室にお迎えしました。
 仕舞「岩船」の実演を皮切りに、能楽の歴史及び能と狂言のおもてや所作の違いについての講義、能楽の音楽(楽器と謡)、狂言の泣き・笑いの感情表現、「寝音曲ねおんぎょく」の鑑賞、能装束の着付けといった盛りだくさんの内容が、テンポよく次々と展開されました。対面参加者とオンライン参加者の双方が楽しめるようにとの講師の先生方の工夫が随所に見られ、対面の臨場感とオンラインの利便性をどう生かしていけばよいかを考える機会ともなり、コロナ後を見据えた新しい形のワークショップとなりました。困難な状況の中、日文センターの歴史ある行事にお力を注いでくださる講師の先生方に心からお礼申し上げます。
 今後も,グローカル推進機構では,本物の日本文化に触れる機会を提供する活動を展開していきます。

能と狂言の面
能と狂言の面
能装束の着付け
能装束の着付け
対面参加者とオンライン配信画面
対面参加者とオンライン配信画面
集合写真
集合写真

2022.08.04

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