お知らせ

医学教育開発研究センター(MEDC) 第82回医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(以下、「MEDC」とする。)は、5月19日(木)~21日(土)の3日間にわたり、第82回医学教育セミナーとワークショップをオンラインにて開催しました。今回は第23回国公私立大学医学部・歯学部教務事務職員研修と同時開催しました。公募を含めた計4つのワークショップならびにMEDTaaalkを計3つ実施し、講師を含む総勢171名の参加がありました。
 ワークショップでは、「医療者教育の基本を教職協働で学ぼう」、「Student supporter meets IRer」、「やさしい日本語」など、多彩なテーマについて活発な論議がなされました。「Student supporter meets IRer」では、学修や大学生活などの学生支援と学生に関する教学データを融合することによって、より多くの学生を多面的に支援できる環境を醸成するための方法を皆で考えました。事前に学生支援とIRの動画教材で学び、事前学習の確認としてクイズ形式にて回答してもらい、その後、医療系教員・事務職員等の多職種によるグループで、意見を出し合いました。教員や事務職員から違った視点で意見を聞くことができ、また同じ悩みを抱えていることが共有でき、有意義な内容となりました。
 また、新企画として、MEDTaaalkを実施しました。MEDTaaalkとは、あるテーマに関する講師のミニプレゼンとそれに続く講師とナビゲーターのやり取りの様子を視聴することができるという新たな企画で、参加者はQ&A機能を使って質問をすることもできます。その第一弾にあたるMEDTaaalk1では、3名の講師から卒後の研修医に対して、指導する上での苦労や指導方法、評価方法等の講演があり、その後、参加者からの質問を交えて活発な議論がなされました。
 MEDCでは、医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、年3回「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しており、次回第83回は10月28日(金)〜29日(土)の2日間、関西医科大学との共催で開催予定です。( MEDCホームページ

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ワークショップ2の様子
新企画第一弾MEDTaaalk1の様子
新企画第一弾MEDTaaalk1の様子

2022.06.03

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