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本学で収穫した樹上完熟トマトをカネスエ岐大前店で販売しています

 本学で収穫した樹上完熟トマトをスーパーマーケット カネスエ岐大前店で販売しています。

 このトマトは、本学応用生物科学部附属岐阜フィールド科学教育研究センター柳戸農場内にあるスマート環境制御対応温室(以下スマート温室)で栽培されています。スマート温室(面積216m2)では、360本のトマトを8月から翌年の7月初旬まで栽培しています。定植直後の夏の高温対策として日中は細霧,夜間はヒートポンプで冷房します。ヒートポンプは冬季暖房,除湿にも利用されます。細霧装置は春先の加湿にも利用されます。また、光合成を促進するためのCO2施用やLED補光を備えており、これらはすべてコンピューターで制御します。同時に温室内の温湿度、光量、CO2濃度、培地含水率、養液やCO2の供給量などがセンサで計測され、収集データはインターネット経由で閲覧できます。現在、本学および名古屋大学の学生が、これらのデータを関数とした数理モデルから栽培トマトの純光合成速度、蒸散速度、有効積算温度などを求める学習に取り組んでいます。4月からは天敵を採用した生物防除を始めました。

 栽培しているトマトは、黄化葉巻ウィルス耐病性の大玉品種「かれん」(サカタのタネ)です。多収で果実の肉質、糖度が良食味の品種です。毎週月、水、金曜日の朝に収穫され、農場売店で販売する少量以外はカネスエ岐大前店に納品しています。ご賞味ください。

収穫の様子
収穫の様子
袋詰めの様子
袋詰めの様子
販売される岐大トマト
販売される岐大トマト

2022.05.10

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