お知らせ

岐阜大学工学部 木下幸治 准教授 及び 木村友亮 助教が 科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました

 岐阜大学工学部社会基盤工学科の木下幸治 准教授と同学部電気電子・情報工学科の木村友亮 助教が、令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞(技術部門)と若手科学者賞をそれぞれ受賞しました。
 科学技術賞(技術部門)は、中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する優れた技術を開発した者に贈られる賞です。今回の受賞対象となった木下准教授の技術開発テーマは、「経済的で環境に優しい鋼構造物の疲労き裂予防保全工法の開発」であり、ヤマダインフラテクノス株式会社と共同で開発しました。
 若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者個人に贈られる賞です。今回の受賞対象となった木村助教の研究テーマは、「CO2レーザー加熱技術の地球惑星科学への応用に関する研究」です。
 4月27日(水)には、今回の受賞に関する吉田学長への報告会が行われ、社会問題の解決に取り組む予防安全対策や、独自の手法で特徴的な性質を示す新しい物質の創成に成功した事例など、受賞したそれぞれの研究内容について、木下幸治 准教授及び木村友亮 助教から吉田学長へと直接伝えられました。
 また、木下幸治 准教授は、「ヤマダインフラテクノス様と共同で、経済的で合理的な手法の開発に成功したことが今回の受賞につながった」と報告し、木村友亮 助教は、「誰もやったことがないことをやるんだという強い意気込みと共に、熱意を持って取り組んできたことが今回の成果と表彰に結び付いた」と報告しました。吉田学長は、「今回のお二人の受賞は、世界に伍する研究であることが認められたものであり、これを誇りに思っている。また、その研究を更に発展させ、産学官と連携することで地域中核大学として今後もますます社会に貢献していくことを期待しています」と激励しました。

受賞報告の様子(木村友亮 助教)
受賞報告の様子(木村友亮 助教)
受賞報告の様子(木下幸治 准教授)
受賞報告の様子(木下幸治 准教授)
集合写真
集合写真

2022.05.09

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク