お知らせ

市民公開講座「薬剤耐性菌から身体を守る」を開催しました

 大学院連合獣医学研究科は、3月2日(水)、市民公開講座「薬剤耐性菌から身体を守る」を岐阜大学サテライトキャンパスで開催しました。
 昨年度同様、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、事前登録により人数制限を設け、オンライン参加も可能なハイブリッド形式で行い、岐阜県医師会、岐阜県獣医師会を中心に、本学関係者及び一般市民を含む約40名の参加がありました。また、3月11日(金)から29日(火)までの約2週間強の間オンデマンド配信し、さらに延べ約70人が視聴しました。
 本公開講座は、本学連合獣医学研究科が獣医学研究における最新の話題をテーマにし、市民および地域の医療、獣医療の関係者に情報を提供し、地域の方々と率直な意見交換を行うことを目的に年1回開催しているものです。
 2050年には世界で1000万人の死亡者と推計された薬剤耐性菌の問題に対して、世界各国でOne Healthアプローチに基づく様々な取り組みが行われており、One Healthアプローチは、人-動物-環境が互いに関係する問題を連携しあいながらより効果的な成果につなげることを目的に薬剤耐性に限らず広範囲な感染症の問題で取り組まれています。
 今回は、国立感染症研究所 薬剤耐性研究センター センター長・菅井 基行氏、酪農学園大学名誉教授・前内閣府食品安全委員会薬剤耐性ワーキンググループ座長・田村 豊氏、及び本学医学部附属病院 生体支援センター センター長・馬場 尚志 教授から世界的な取り組み(WHO)、国内の食の安全に関する取り組み、岐阜県の状況(取り組み)のお話がありました。
 それぞれの講演の後、多くの参加者から、身近なことから専門的なことまで幅広い質問があり、活発な議論が行われました。

市民公開講座の様子(岐阜大学サテライトキャンパス)
市民公開講座の様子(岐阜大学サテライトキャンパス)

2022.04.05

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