本学は、3月24日（木）にFiberCraze（株）とサグリ（株）に対し、岐阜大学発ベンチャー認定の称号授与を行いました。
　本学では大学発ベンチャーの円滑かつ適正な支援を図る目的で、岐阜大学発ベンチャー企業の認定を行っております。
　今回称号が授与されたFiberCraze（株）は「ナノサイズの"あな"空きフィルム・繊維に、あらゆる機能を付与させた高機能素材の開発」を目指しており、サグリ（株）は「衛星やAIを活用した土壌分析、農地自動区画化を主技術とした農業課題の解決」を目指しております。授与式には、今回認定を受けたFiberCraze（株）から長曽我部竣也代表取締役（岐阜大学大学院自然科学技術研究科物質・ものづくり工学専攻2年）と武野明義CTO（岐阜大学工学部化学・生命工学科教授）が、サグリ（株）から坪井俊輔代表取締役と田中貴CTO（岐阜大学応用生物科学部生産環境科学課程応用植物科学コース助教）が出席し、森脇学長から称号記が授与されました。
　森脇学長からは、FiberCraze（株）に対して、大学発ベンチャーの経営において重要な知財戦略、技術サポーターの武野教授との連携によって、益々発展することへの期待が述べられ、また、サグリ（株）に対しては、宇宙産業を将来の岐阜県の中核産業として育成するに当たって、一緒に盛り上げて欲しい旨述べられました。
　本学における大学発ベンチャー企業は、これで計8社となり、今後も本学の研究成果を社会へ還元するための取り組みを行ってまいります。