お知らせ

医学教育開発研究センター(MEDC) 第81回医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(以下、「MEDC」とする。)は、1月22日(土)と23日(日)の2日間にわたり、第81回医学教育セミナーとワークショップをオンラインにて開催しました。公募を含めた計5つのワークショップならびにWebinarを実施し、講師を含む総勢120名の参加がありました。
 ワークショップでは、「医療者教育の研究を立案してみよう」、「LGBTQ教育の設計・実践」、「Web上で利用できるインタラクティブな教材の利用・作成体験会」など、多彩なテーマについて活発な論議がなされました。「Web上で利用できるインタラクティブな教材の利用・作成体験会」のワークショップでは、オンライン教育、特に非同期教育において必須とされる教材を、簡単に作成することができる無料のオープンソースソフトウェア"Lumi Education"を使用し、各自で教材を作成した後、グループで共有して意見を出し合いました。コロナ禍のみならず、平時に戻った後も利用可能な教材作りに役立つ体験をすることが出来ました。
 またWebinarでは、座長に自治医科大学の淺田義和先生を迎え、当センターの恒川幸司助教が「医学教育IR室奮闘記 ~データで医学教育の何を変えられたのか~」と題して、岐阜大学医学部IR室の活動を振り返りました。IRとは、"Institutional Research"の略称で、学内データを収集・分析・報告することにより学内の改善を促すものです。Volkweinが提唱する「IRの4つの機能」を紹介しながら、苦労話や分析結果から得たものについて語りました。聴講者からの質問は随時チャット形式で受付け、座長及び聴講者との活発な論議もなされました。
 MEDCでは、医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、年3回「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しており、次回第82回は5月19日(木)〜21日(土)の3日間、第22回医学部・歯学部教務事務職員研修とオンラインにて併催予定です。


「Web上で利用できるインタラクティブな教材の利用・作成体験会」の様子
「Web上で利用できるインタラクティブな教材の
利用・作成体験会」の様子
Webinarの様子
Webinarの様子


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2022.02.07

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