お知らせ

航空宇宙生産技術開発センターが実施する「生産システムアーキテクト・ リーダー育成プログラム」が文部科学省の職業実践力育成プログラムとして認定されました

BP0.png 航空宇宙生産技術開発センターにて社会人向け履修証明プログラムとして実施する「生産システムアーキテクト・リーダー育成プログラム」が,文部科学省から職業実践力育成プログラム(BP)(※)として認定されました。

 「生産システムアーキテクト・リーダー育成プログラム」は,最先端の機器を利用した実践教育により社会人の生産システムアーキテクトとして企業の若手リーダーや将来の幹部候補生の育成を目指したものであり,座学・討論・実習を通じた総合的・実践的な学びにより第4次産業革命時代のリーダーとしての能力を養うものです。

 各科目は,学術研究を専門とした大学教員のみならず,企業経験豊富な大学教員や航空業界・自動車業界等の製造業の技術者が担当し,経営や原価,品質,製造業DXなど最先端の製造業に係る知識・技術を修得できるカリキュラムとなっています。特に,総時間数72.5時間のうち50時間を占める「製造技術特論」では,航空宇宙生産技術開発センター内に設置された電動模型飛行機の自動組立ライン装置を活用した工程管理・工程設計の講義と実習,ロボット操作やPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルロジックコントローラー)のプログラミング実習を行うことで,技術者としての生産システム構築の総合的な実務基礎力を修得することができます。

 なお,BPの認定結果の通知に際し,職業実践力育成プログラム(BP)認定審査委員会から以下のコメントが寄せられました。

  • 中堅・中小を中心としたものづくり企業の生産システム構築に必要な能力習得を目的とした総合的なプログラムである。社会的な関心の高いDXを取り入れているのも好ましい。
  • 中堅,中小製造業のための生産システムを構築できるスキルアップのためのプログラムで,特に競争力が必要とされる中小企業のエンジニアには必要なプログラムと考えられる。

 「生産システムアーキテクト・リーダー育成プログラム」の詳細や受講方法等は,【関連リンク】にある航空宇宙生産技術開発センターのWebページからご確認ください。

※職業実践力育成プログラム(BP)
 大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な実践的かつ専門的な能力の向上を図る機会の拡大を目的として,大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを文部科学大臣が認定するものです。これにより,①社会人の学び直す選択肢の可視化,②大学等におけるプログラムの魅力向上,③企業等の理解増進を図り,厚生労働省の教育訓練給付制度とも連携し,社会人の学び直しを推進するとされています。

 

2022.01.05

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