11月４日（木），「ISO14001内部環境監査員養成研修」修了証書授与式を，森脇学長，松田副学長（環境対策室長），統括環境管理責任者の海老原教授（工学部），副統括環境管理責任者の八代田教授（応用生物科学部）列席のもと行いました。
　本学では，附属病院を除く全学で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を認証取得しており，毎年職員と有志の学生による内部環境監査を行っています。今年度は23名の学生に授与があり，学生の内部監査員は年々増加しています。
　内部環境監査は，本学の環境マネジメントシステムがISO14001の規格に沿って運用されているかを学内の監査員が確認するものです。学生は教職員とともにISO14001の規格の概要や監査の実施手順について学内外の講師による研修を受けたうえで，実際に内部環境監査に監査員として参加し，学生からの目線で監査を行いました。
　授与式では，学長から本研修を修了した学生一人ひとりに修了証書が授与されました。その後の意見交換で，学生は「初めて大学を"環境"という観点から考え，大変勉強になった。」「先輩に教えてもらい参加した。いろいろな学部の方と関われてよかった。」「本学の環境リーフレットを見て興味を持ち参加した。本学が取り組んでいる環境活動についてもっと周りに広めていきたい。」と意気込みを語りました。
　また，学長からは「本学の環境活動には多くの学生が参加しており，他大学との交流も活発に行っている。今後も環境活動や交流を継続してほしい。また，それを後輩にも引き継いでいってほしい。」と激励の言葉が贈られました。その後もコロナ禍での講義やサークル活動について，活発な意見交換がありました。
　研修を終えた学生たちの今後の更なる環境配慮活動に期待しています。