お知らせ

茂木健一郎先生講演『学ぶって楽しくないか?茂木先生と考える「Ph.D.の専門性」&「これからの日本社会」』を開催しました

 令和3年10月11日(月)、『学ぶって楽しくないか? 茂木先生と考える「Ph.D.の専門性」&「これからの日本社会」』と題し、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーの茂木健一郎先生、森脇久隆学長及び工学部 久米徹二教授による鼎談を開催しました。本学の学生及び教職員97名が本学講堂で聴講したほか、オンライン配信により学内外から178名が聴講しました。
 本鼎談は3部構成で開催され、聴講者へのアンケートや、質疑応答も交えながら進められました。
 第1部では「人工知能と人の脳」をテーマに、人工知能の進歩により、これからの社会に起こる変化や、社会が変化する中で求められる人の能力について考えました。
 第2部では「博士課程を考える」をテーマに、社会における大学の役割や、現在の博士学位取得者を取り巻く国内外の状況について考えました。研究職のやりがいや面白さなどについて、茂木先生、森脇学長、久米教授が自身の経験を交えつつ話す場面もありました。
 第3部では「博士が浸透していく社会」をテーマに、日本で博士の学位を取得する意義について考えました。鼎談の中では、本学がインド工科大学グワハティ校及びマレーシア国民大学と共同して設置しているジョイント・ディグリープログラムについても紹介されました。
 講演の最後には、茂木先生から本学の学生へ「学問の世界は全てがつながっており、研究者一人ひとりが「何をやるか」がすべて。研究の世界は無限に広がっている。その入り口の一つが岐阜大学であり、ぜひ博士の学位取得を目指してほしい」と温かい応援の言葉がありました。
 聴講者へのアンケートでは、博士課程に対するイメージが前向きなものに変化したとの意見が多数あり、本鼎談が、博士課程を身近に感じ、改めてその魅力を知ることができる場となったことがうかがわれました。
 本学は、今後も国際化の推進と教育研究力のさらなる向上を目指し、国際協働教育を推進していきます。
 なお,本講演会の様子は、【関連リンク】岐阜大学グローカル推進機構公式YouTubeチャンネルにて配信しています。

茂木先生(左)と森脇学長
茂木先生(左)と森脇学長
Zoom Webinarの様子
Zoom Webinarの様子

2021.10.28

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