お知らせ

岐阜大学医学教育開発研究センター(MEDC):第79回e医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(以下、「MEDC」とする。)は、5月22日(土)と23日(日)の2日間にわたり、第79回医学教育セミナーとワークショップをオンラインにて開催し、総勢184名の参加者・講師により、公募を含めた計6つのeワークショップならびにeシンポジウムとWebinarを実施しました。
 なお今回も、教職協働推進の一環として第22回国公私立大学医学部・歯学部教務事務職員研修を5月21日(金)~5月23日(日)に併催し、27大学から36名が参加しました。

 eワークショップでは、「学生に寄り添う支援」、「教職協働によるオンライン教育」、「深い学びを促すための教育実践」など、多彩なテーマについて活発な論議がなされました。中でも「学生に寄り添う支援とは ~メンタルヘルスに注目して~」のテーマでは、長引くコロナ禍での、オンライン授業中心の大学生活における学生の心理状態の確認と対処方法について学び、学生対応で必要とされる具体的な方策をグループで話し合い、全体発表を行いました。

 また、Webinarでは、本学教職大学院の平澤紀子教授が「学校・教育委員会との教職協働」と題し、教職大学院としての役割を果たすべく、高度な専門職の養成と特にコロナ禍における学校・教育委員会・大学教員の三者が協働する必要性などについて講演しました。
 なお、eシンポジウムでは、拠点第3期事業において、医療者教育スターターキットとして開発した動画教材を公開し、活発な意見交換を行いました。受講者からは、教材について「とてもわかりやすい内容だった。」との意見を多くいただきました。

 MEDCでは、医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、年3回「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しており、次回第80回は11月13日(土)〜14日(日)の2日間、聖隷浜松病院にて開催予定です。

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「学生に寄り添う支援とは~ メンタルヘルスに注目して~」の様子
講演する平澤教授
講演する平澤教授

2021.06.08

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